2011年8月31日水曜日

キウイ式・キッシュ



フォトシュートで欠かせないのは休憩時間に食べたりするNibbleFood。日本ではフィンガーフードという米語の方が聞いたことがあるかも?

フォトスタジオのレンタル料金などなどいろいろお金はかかります。ランチは出してもらえるのですが、一人10ドルほど。カータリング料金が高くて予算もカット。 初日はやっぱりいろんなことが予定通りに行かず出足が遅くて、コーヒー豆も切れててコーヒーも飲めなかった。外へ買いに出かけたくてもそんな時間ももったいない。みんな時間との戦いで、こんな時ちょっとしたものがあったら落ち着くなぁ、と思って今朝キッシュを持って行きました。

予想通りみんなから大好評! 今夜もキッシュを作ってみました。今度は冷蔵庫に入っていた余り物。冷蔵庫掃除にもなって、ポポの明日のランチにもなって一石二鳥♪

中身はトマトとキャベツ、かぼちゃに玉ねぎ、ガーリック、卵、チーズに塩コショウしてちょっとだけチキンストックを入れました。それをマフィンを焼く入れ物で焼きました。こうすれば早く15分ほどで焼けるし、キッシュを作る上でよくある中身が半生ってこともありません。

簡単に手でつまんで食べれるのが便利です。キウイ式ポイントは、ペイストリーを使うんじゃなくって、サンドイッチ用のトーストパンを下に引いて、その上にキッシュのミックスをスプーンで入れていくんです。トーストなら安いしどの家庭にもある材料。そしてなんて言ったて簡単に扱えて手早く仕事が進みます! 忙しくて時間がない、でもちょっと何か作りたい人にはオススメ! 

明日もみんな気に入ってくれるといいな。もちろんもうしばらくキッシュは作りません・笑。あぁ〜、一日中たってて足の裏が痛い!!


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2011年8月30日火曜日

これから2週間。



今日から始まった、2週間限定のフォトグラファーアシスタントの仕事。1,2時間だけ手伝ったことがあるけど、一日中ずーっとというのはなかった。これからは朝8時半から夕方5時半ぐらいまで毎日。

私が仕事を辞めることを聞いた元メリノ社・フォトグラファーから、「手伝ってくれ!」と仕事が終わる最後の日にお誘いがありました。本当は10月下旬まで全く予定を入れず、仕事さえも探さないでおこうと思っていました。 でもこれも何かのご縁なのかと思い、「もちろん!」と二つ返事でOK!

仕事を辞めた早々、なんて美味しいオファーが転がってくるんだー。しかも仕事締めの時に! あまりにも嬉しすぎてこれから何か悪いことが起きるんじゃないかって思うくらい。←ネガティブ思考な私・・・。

結局仕事が終わって次の日はMasseyのOpenDayへ一日中出かけたし、昨日は一日中掃除したり、元取引先とコーヒー飲みに行って、結局ゆっくり休みも無いまま。でもこれから2週間みっちり足手まといにならないように頑張ります。


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2011年8月27日土曜日

3年半・お疲れ様でした。



今週の木曜日、仕事場からとても美しい花束をいただきました♪  こんなにエレガントな花束をいただいて、心の底から嬉しいです!



私はこの日で仕事締め。3年半勤めていたキウイOwnedメリノ社を退社しました。新しい人生の目標に向かって、これからまたながーい道のりの始まりです!

周りからは「もったいない!」とか「え!なんで!」と驚かれたり意表をつかれていたようなんですが、私はもう何年も前から決めていたことだったので自然なことでした。 本当は去年辞めるつもりでいたけど、会社の方から「パートでも・・・?」というオファーがあったので、今年2月からパートで勤めていました。でも結局毎晩時間まで働いてたり。苦笑 

マネージャーに「みんなには内緒ね。」って頼んでおいたのに、結局最終日に全社員にメールが行って大ばれ。せっかくそーっとでていくつもりだったのに、最後の最後につかまってしまった。



カナダ支社の同僚は「信じられない・・・! 残りの今月は毎日喪服で出社するわ・・・。」といっていたり、「メールを読んで誰かさんは喉に詰まって窒息しそうになってたわよ!」 、
「や、辞める~?!そんなわけないでしょう! 辞めるだなんで許さないわ!」

そのほかにもアメリカ支社、ヨーロッパ全支社からもメールが来て「今まで本当にありがとう。」や「君の素晴らしいサービスがもう受けられないのは残念だけど、これから新しい目標に向かって頑張ってね!」、「どんなに僕らがあわてていても、君だけは冷静さを失わずに対処してくれた。」, 「これが私の住所と電話番号だよ!もしフランスに遊びに来る機会があったら連絡してちょうだい!」などの、たくさんのポジティブなフィードバックや激励のメールをいただきました。

「え?何?」とか
っていうメールもいただきました・笑。

ヨーロッパとアメリカに私と同じ仕事をする同僚が1年前に雇われるまで、ずーっと全海外支社のサポートも私が朝昼晩・24・7やっていたので、それを覚えていてくれたんだなぁ、と感動。



オジー支社からは、私がいつも利用するビューティーサロンのギフト券を、ラブリーなメッセージ付でプレゼント。  これにはびっくり! すごく嬉しいし、自分がなんだか特別な人間のように思えました。

最後にみんなのドッキリ作戦に私はまんまとひっかかって、本社にいるみんなとオジー社はスカイプビデオ電話で最後のGoodByeスピーチ。 いや、泣きませんでした。嬉しかったので・笑。



デザインチームのMacをサポートをするのはうちのチームで私だけだったので、彼らからこんなに綺麗でお洒落な花束をいただきました。

メリノシープたちに毎日会えなくなるのは寂しいけど、ウェリントンから引っ越す予定は今のところないし、またすぐに会える! これから新しい目標に向かって頑張ります。何をするかはこれから数年間に渡ってブログでお伝えしていきたいと思います☆

みなさんよい週末を~♪


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2011年8月26日金曜日

Big Dog and I



平日お仕事のみなさまお疲れ様でした! 

昨日仕事場にまた犬が出現! この会社にはよく犬が遊びにやってくる。彼はジェイドの新しいパートナー。オス二歳。とーーーーーーってもおとなしい性格の彼は、吠えないし落ち着いているし、とっても優しくてすぐに恋に落ちてしまいました。 一緒に抱きあって寝たいくらい!

体重が40キロもあって、本当に大きかったー。のしっ。のしっ。とあるいて、迫力あるけど本当はとても優しい性格。いい犬に出会ったなぁ。

体をナデナデしてあげてたら「ゴロンとしてあげるよ。サマー、僕のお腹もナデナデしてよ〜。」かわいいやつめ♥

皆さんよい週末を〜!


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2011年8月23日火曜日

Pinnacles Desert ピナクル砂漠 - Day 2



ピナクル砂漠!晴れました! 一日目はかなり曇りで時々雨も降っていたし、朝方も強風に雨。短い間だったけど晴れて良かった!



ピナクルを訪れる一番いい時間は、朝日と夕日時間。赤いお日様の光がピナクルにあたって、ピナクルが赤くなったところがとても美しいのです。

一日目はその夕日の時間を狙ったツアーだったのですが、残念ながらちょっとも雲は晴れず。二日目の朝も曇り。朝日を見逃しました。



ピナクルズは国立公園の中にあるので、ゲートでA$11払います。朝9時半に開くのですが、ツアーのおじさんは「ゲートも何にもないから、9時半前に入れば払わなくていいよ。」といってくれたのですが、管理費として必要だろうと思ったから9時半以降に入りました。



↑砂漠に咲く花。この辺りには花が咲いているだけで驚き。水のないこの土地でどうやって生きているんだろう? 植物の生命力はすごい。



↑ピナクルズにはどんな車でも入れます!4DWではなくても、私のレンタカーみたいな車でもOK。ちゃんと国立公園のゲートの人にも、ツアーのおじさんにも聞きました。「もちろん大丈夫だよ!」「僕は30人乗りのバスでこのピナクルを走ったことが何度もあるんだ。乗用車でも十分走れるよ!」

車が走ってもいいスペースは両脇に小さな石が置いてあって、ここを走れという目印。 まっすぐ走るだけで、一方通行。逆走はできません。ただ時々広いスペースが設けられていて、そこに駐車し、歩いてピナクルズを見に行くことができます。車はかならず広いスペースで駐車すること。車道以外を走ることや駐車することは禁止されています。

車道というか、車が走る砂漠部分は、ちゃんと固められているからなのかかなり硬く、タイヤが沈むなんてことは全くなかったし、するする走行。日の高い時間でも車の中へ非難可能。



歩くことも不可能ではないのですが、かなり広い場所なので迷子になるかもしれないし、歩くって言っても昼間や夏の間はちょっと危険かも? 何も影になるところがないので、バテそうです。1リットルのお水は車でもかならずもって行きましょう。 ツアーのおじさんも、常に車の中に水タンクを常備しているのか、走っているときに「ちゃっぽん♪ ちゃっぽん♪」と水の音が聞こえました。さすが、砂漠の男!



朝9時半にピナクルズが開いたとたんに入ったのですが、その時はまだどんより曇り。でもほとんど人がいなかったので私が一番乗り。写真を撮って回りました。

人がいなかったので写真も取りやすく、砂漠にも足あとさえなくって、広大な砂漠に私がポツン。どこを見渡しても砂漠とピナクルしかない景色には癒された。



2時間ほどゆっくり回ったあとも天候は回復せず、ピナクル情報センターを見た後「さぁ、帰るかぁ。」と思ったら、だんだん天気が良くなってきた! 青い空!

ど、どうしよう。。。今から帰らないとレンタカー返さなくちゃいけないし、ゆっくり行くには今余裕を持って出発したほうが安全なんだけど。



写真って同じトピックや場所を何度も訪れて何度も撮るうちにだんだん良くなっていくものです。朝二回目として写真を撮って、第一日目より良くなったけど、オジーの典型的な赤い土っぽい雰囲気は厚い雲が広がっていちゃなかなか出せず。

広い海と大陸を超えてここまでやってきたから、ギリギリまで頑張るか! 切り直してもう一周することにしました。

コマーシャル的な一日ツアー会社が知らない、ツアーのおじさんが教えてくれたスポットやポイントと、気に入った場所を集中して回りました。その場所はSONYやファッション雑誌、TOYOTAだったか車会社がCMやフォトシュートにも使った場所。ちょうど青空もでてきて無我夢中にパシャリパシャリ。



やっと手応えのある、自分でも何かが撮れた!という満足感を得ることができました。風景画は私の得意分野じゃないのですがよかった。あそこで帰らず粘ったかいがあった。

本当はもっと写真があるのですが、お気に入りの写真は蔵入りでブログには今のところ載せないでおきます。時が来たらまた!

とりあえず抑えたいポイントで写真を撮ったあと、また遠くから怪しげな雲が近づいてくるのが見えました。「あれはまた来るな・・。」と思った10分後。砂漠はもう厚い雲の下。雨雲の足は早かった。↓あっという間に辺りは暗くなり・・!



写真を撮っていると、中国人留学生がご両親をオジー観光に連れて回っているような家族に遭遇。みんなで写真を取りあっこしていたので、「3人の写真撮ってあげようか?」と言ったらとっても喜んで「お願いします!」。

その後また写真を撮り続けようと思ったら、「写真撮ってあげようか?」 英語が話せない父親が息子に頼むよう言ってくれたみたいでした。よく考えたらあれだけピナクルで写真を撮ったのに、自分が写っている写真が一つもないことにそこで気づく。「あ! じゃぁお願いします♪」

私がピナクルと一緒に撮った写真はこの一枚のみ。↑ 撮ってくれてありがとう〜〜! うっかり忘れるところだった。嬉しいなぁ♪ この時強風で髪がものすごいことになっていた。 空を見てわかるように、この写真を撮ったあとはどしゃぶり雨が降ってきて車で退散。でも心はとても満たされていました。来てよかった!

最後にピナクルズを車で回って、乾いた土地に恵みの雨が降る中ピナクルズに別れを告げました。

ピナクルで5時間写真を撮りっぱなし、お腹もペコペコだったのですがこの辺りは食べるところも街もない。ちょっとした食べ物は持参する必要があります。私はレンタカー屋さんが閉まる前になんとかパースへ!



左に白い部分があるのが見えますか? 最初運転しているときにこれを見て、「えぇ!これは何?!」 かなり驚きました。そんなわけ無いけど最初は「え?雪?」 どうやら白い砂漠。あとでネットで調べてみると、ピナクル一日ツアーとかパースから一杯でているのですが、そのツアーには砂漠で遊ぶアクティビティも含まれているようです。

オジー、アウトバックな場所はやっぱり未知なことが多くて面白かった。今度はもっと北の方へ行ってみたい。ノーザンテリトリーも見て回りたいと強く感じた。


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2011年8月21日日曜日

World Press Photo 2011 & Sunday Afternoon



オジー話をまたもや中断して、今日は私のウェリントニアン・サンデーをレポートします!

カメラを忘れてしまってまた怠けて携帯カメラで撮った今日の私の一日。

同僚のハイディは、私と一緒にフォトグラフィークラスを撮ったこともあって彼女も写真が好き。「World Press Photoもうみたー?」とハイディ。私もまだ見に行ってなかったので、今朝街で待ち合わせをして一緒に観に行って来ました。



World Press Photoとは毎年「この一年」といったより優れた写真の展示会です。世界中を回っているこのExhibision、毎年ウェリントンにもやって来ます。写真は雑誌TIMEに載っていたり、ジャーナリズムドキュメンタリーで有名なマグナム系の写真もいっぱい。雑誌や新聞などにも載せられた写真の個展。

写真にそれほど興味がない人でも見に行く価値ありです。ウェリントンでは9月6日(火)までやっていて、そのあとオークランドでも開催されるようですよ。

http://www.worldpressphoto.org/
http://www.worldpressphoto.co.nz/



今日は天気がいいせいなのか、WaterFrontを歩いていたからなのか、はたまた週末だからなのかやたら犬に出会いました。この犬↑、めっちゃおおきくて、写真からじゃわかりませんが私と同じサイズ。背中にジッパーがあって中に誰か入っているんじゃないかと思うほど。



じっくり2時間World Press Photoを見たあとなんだか寒くなって、「ホットチョコレートが飲みたい!」とハイディ。最近おめでたが発覚したハイディは、コーヒーを飲まないようにしているのでホットチョコ。

ウェリントンはコーヒーの街。歩けばすぐにカフェでもコーヒー店でも突き当たります。私もなんだか甘いモノが飲みたくってモカ・コーヒーを注文しました。MOJOはウェリントン出身コーヒー店。コーヒーには定評があります。



それにしても今日は小春日和にぽかぽかして温かい。風もほとんどなくって、その風も全く冷たくないから気持のいい日曜日。WaterFrontにはたくさんのウェリントニアンがそよ風と青い海と空を楽しんでいました。こんな日はウェリントンのプリティーさがでて好きだなぁーと思えるようになってきました。



妊婦さんはちょっと休憩。海を見ながらホットチョコを飲んであーだのこーだの話してまた歩き出す。引き締まった予定もなく、リラックスした天気は気持ちがいいー♪



今日は日曜日なのでマーケットがそこら中で開かれています。↓テパパの後ろ、ヨットがある方へ歩くとフィッシャーマンたちがボートから降りずそのまま魚を売っています。



毎週日曜日売りに来ていて、新鮮で安い魚が手に入る場所の一つ。私はこのあとまだ用事があったので残念ながら何も買わなかったけど、粋の良さそうな魚介類が並んでいました。



それにしても気持のいい天気ー! WaterFrontにはいつも人が一杯だけど、心地よい天気だからたくさんの人で賑わっていました。



こちらもマーケット。でもこのマーケットはベジマーケットではなくって、ちょっとお洒落で珍味っぽいというか、ブティックマーケットが集まります。



なぜオウムがいるかは別として、フランスパンや美味しいチーズ、フレンチクレープにワインやオーガニック野菜・肉、手作りソープみたいな、ちょっとこだわったお店が出展されています。



マーケットなので現金のみ。このあたりはあまりATMがないので、来る前にはATMで現金を用意する必要があります。正直このマーケットはお洒落すぎて高すぎて、大して私にとって買うものがないのですが、目の保養にはなる!見てるだけでわくわく楽しい。でもやっぱりちょっと小さい場所だよね。かれこれ1,2年経つけどマーケットのサイズは小さいまま。もっと出店者が多くなればいいのにね。



こだわりチーズも売っていました。ポポはブルーチーズ好き。「一番臭いチーズ下さい」と言ってお土産にしました。



どこからやってきたチーズ屋さんなのかわかりませんが、このおじさん↑とってもいい人でした。優しくて親切。「味見してみる?」と言われたけど、ブルーチーズは苦手なので遠慮しておきました。この手の大きな量り売りのチーズ屋さんは、どこでもちょこっと味見をさせてくれます。



このマーケットがあるのは↑右側の建物の一回。元OverseaTerminalのお向かいです。このOverseaTerminalは、以前仕事でプロダクト・ファッションショー花火できたことがある場所なんですが、かなり古い建物でした。今度はこの建物をリフォームしておしゃれなアパートになるそうです。



あ〜〜〜リラックス〜〜〜♪ 



ほれ、もう一丁〜〜〜♪ みなさん癒されたかな?



ずいずいっとテパパの駐車場へ歩いて行くと普通のベジマーケットの他、いろんな出店もでていました。あんまりこっち側のベジマーケットにはこないのですが、久々にきてちょっと変わってきたのを発見。ベジマーケット以外にちょっと変わったお店もたくさんでていました。FrenchMarketがあるお陰なのかな?



その足でオーガニック店へも行きました。ここでオーガニックのみかんやクラッカーなどを購入。ウェリントンで一番大きなオーガニック店です。



できるだけオーガニックやフリーランチのものを食べ物だけでなく、洗剤なども地球に優しい物を買うようにしています。誰かが買わないと需要がなくって、生産者もモット生産することができないですからね。私の少しでも協力してサポートしていきたいと思っています。ひとりでも多くの人が買えば、近い将来もっと値段も安くなると思うんだな。




家に帰ったら↑↓ニュージーランド航空からこんなものが届いていました。ニュージーランド航空はスターアライアンスの加盟航空。日本で言う全日空です。全世界のスターアライアンスのラウンジで使えるカードを送ってきました。



ラッキー。でもあと半年ほどなんだよね。この先年末日本帰ること以外ほとんど予定してないし、ゴールドはこれで終わりになりそう。パース空港にもスターアライアンスラウンジあったけど、ずーっと閉まってて使えなかったし。結局カンタス空港のラウンジが使えたけど。このカードが活躍するときはあるんだろうか?



腹ペコな私は、昨夜作ったほうれん草とかぼちゃのラザニアをぺろりと平らげました。ものすごい層でしょう?ちょっとパスタ作りすぎちゃった。甘いパンプキンとの絶妙なコンビネーションが、ほうれん草とカッテージチーズとの相性抜群でした。何度食べても飽きないメニューです。

みなさんの週末はいかがお過ごしですか?


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2011年8月20日土曜日

Pinnacles Desert ピナクル砂漠 - Day 1



オーストラリアといえば・・・・! カンガルーーーーーーーーーー!

このカンガルーは動物園で撮ったわけではなく、野生カンガルーです。おじさんが「いた!」っといって指を差した先に、ちょこん。と座って私たちを観ていました。カンガルーはセミ夜行性なので、夕方から活発に活動し始めるそうです。もちろん野生のカンガルーは人間が嫌いなので、なかなか近づいてきません。

エミューもこの辺りには沢山生息しているそうなんですが、エミューはカンガルー以上に怖がりの夜行性だそうで、遠くからでも見つけることはできませんでした。



↑以下にもオジーっぽい帽子にブルージーンズで現れたこのおじさん。カルグーリ生まれでCervantesにもう50年ほど住んでいるブルー西オジー人です。 「ブルーウェリントニアン」という言葉もありますが、土地名の前に「ブルー」がつくと「生粋の」という意味になります。例:「生粋の金沢っ子」「生粋の江戸っ子」

私のガイド役を努めてくれたマイクさん。私をサーヴァンテ・ロッジまで迎えに来てくれて、おじさんの4DW運転でCervantesで17キロ南下します。途中いきなり止まって、「あそこにカンガルーがいる」と指さすのですが私にはただの渇地帯に育つ植物。もんのすごーーーく遠くから視線を感じます。「あ、もしかしてこっち見てる?」

おじさんはこのあとも数匹見つけて、「すごいねー!よく見えるねー!いい目を持ってるんだね!」と言ったら嬉しそうに・笑、「持つしかないだろうー!」いやぁ、あの目はすごかった。



車でわざとゆっくり走って、地面を見つめながら何かを探しているようでした。何を探しているんだろう? 「ちょっと待ってて」と車を止めておじさんは外にでて、地面に指を突っ込んでいました。な、何が出てくるんだ・・・。嫌な予感。

私は足が4本以上ある生き物は大の苦手。 危機感は感じないし、ただその生き物も一生懸命生きているだけで攻撃は仕掛けてこないけど、ただただ見かけが気持ち悪くてゾクゾク。

おじさんが見つけてくれたのは西オジー・サンドグロパー(Sandgroper)。芋虫っぽい。上半身は茶色で、前足は大きなもぐらの手みたい。下半身は白っぽく柔らかそうな幼虫みたいな体をしていました。後ろには後ろ足がもちろん付いているのですが、幼虫の体と同じ色で表面なテキスチャ。

写真に収めたかったけど後のことも考えるとその勇気もなく、結局1メーター離れたところから観察。そのあとおじさんはまた穴のなかに戻してあげると、サンドグロパーはいそいそと前足を動かしてまた砂の中を前進していきました。

ほんと、もぐらみたい。土の表面はもっこり盛り上がっていて、サンドグロパーがどこを潜っていったのかわかります。おじさんはこの表面を探していたんだねー! さすがっ。



そしておじさんは新たにこんなものも見つけました。何かの足あと。大きなおじさん顔おまたで、一歩、二歩、三歩、と測ってみると「だいたい3メートルは余裕にあるね。」すごーーい!

足あとの正体はカンガルー。おじさんも「こんなに大きなホップは俺でも生まれて始めてみたよ。」というほど大きかったです。「なんだかわからないけどものすごく急いでいたんだね。」カンガルーは何に急いでいたんだろう、こんなに広大な土地で。「待ち合わせに遅れそうだんたじゃないか?笑」だって。そりゃいけないねぇ〜。



私の足はUS靴サイズで5。日本靴サイズで23.5cmです。足あとがあたしと同じサイズ。っていうかカンガルーって本当にこんな足だっけ?



砂漠地帯に生息する植物の花。こんな花もみたことないや。おじさんのおかげでミニ・オーストラリア・アウトバックツアーにでも出かけた気分♪



私が地図を片手に運転までして、何も無い小さな町で1泊までしてやってきた本当の理由はコレ↑。 ピナクル砂漠!・・・なのにかなりの悪天候。



オジーに来てから天候がころころ変わることに気づきました。晴れてたかと思えば、遠くに怪しい雲行きが見えて1時間もすば土砂降り雨に当たります。 でもこの日はだんだんと天候が悪くなってきて当たりは暗く、本当は「夕日ツアー」だったんですがお日様どころか空も見れず雲ばかり。

私がココに来た目的は観光より「写真撮影」のためだったので、天気が悪くてがっかり。雨女として乾燥地帯に貢献できることは嬉しいけど、撮影時間は晴れて欲しかったなぁ。せっかく海と大陸を超えてきたのに。



ちなみこのピナクル砂漠のことご存知ですか?ネットで検索すればいくらでも情報はでてくるので詳しくは調べて読んでもらいたいのですが、今から500,000年前に起こりました。 手短に言えば原生林が枯れ、中に堆積した石灰層だけが残ってできた化石。アボリニジー調で言えば、戦争で亡くなった人たちの魂。

ピナクルに登ることは法律で禁止されています。お墓の上に立つことと同じだからです。こういうところはマオリと一緒だなぁと思いました。NZの原住民と言われているマオリ人も、スピリチャルなところが共通しています。大きな違いは隔離せず、マオリ人は白人と同じく普通に生活して馴染んでいるところでしょうか。



面白いピナクルもおじさんに教えてくれました。「ここに立って」とおじさん。あ!カンガルーだ!みえるかな?カンガルーが左を見ています。

そしておじさんは「今度はこっちに立ってみて」と同じピナクルなんだけど、90度立ち位置を変えてみてみると・・・・↓



今度はカンガルーが右を向いています。分かるかな?

うわー、こんなピナクルはおじさんがいなかったら気づかなかったよ。それにしても雲がすごい。



おじさんと一緒に写真を撮るも、夕日も全くでなくて写真をとっても真っ赤なピナクルを撮ることはできませんでした。

このおじさん、ピナクルについて本まで出版しているくらいのジオグラフィーに精通しています。このあたりのことはなんでも知っている人。NZからメールでいろんなことを相談に乗ってくれて、心配してた運転も一番いいルートを教えてもらって親身になってもらえました。メール返信もとっても早かったです。

パースからでている大きなツアー会社がやっている一日ツアーは、時間がないので急いで全てをカバーしようとするし、ピナクルで一番いい時間は朝日と夕日時間。でもツアーバスが行くのは昼間ランチタイムの時間帯。ちょこっと歩いて回って写真を撮ってハイ終了。

その点マイクおじさんのツアーはもっと個人的。地元に住んでいるので細かく説明してくれるし、ゆっくりスポットを回ってくれて、他のツアー客が少ない朝日と夕日のみ。第一日目は天気が悪かったけど、写真を撮るには最適♪

Mike Newton
Turquoise Coast Enviro Tours
59 Seville St Cervantes, Western Australia
Tel 08 9652 7047 - Fax 08 9652 7531
Email: miken@wn.com.au

The Pinnacles Tour
Adults: $Au60.00; Children (6-14 years): $Au35.00
(Applicable from 1st June 2010)
http://www.thepinnacles.com.au




第一日目はこんな感じでピナクルツアーは終わり、バッカーに帰ってご飯を作ってバッパーと話して、カメラや写真をチェックしたりして、風邪気味なこともあって夜9時には寝ちゃいました。ピナクル第二日目は明日に続きます!


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