今日は朝からず〜〜〜っと嵐のような天気で、典型的な真冬な天気でした。一日中仕事場でも、コートとマフラー、帽子と指先が切れてる手袋をつけたまま仕事をしていました。仕事場のビルは、かなり古い建物なので、暖房設備が備わっていません。寒い寒いっていいながらみんな仕事をしてます。
寒い日はやっぱりあったかいスープ!ワインでも一杯やりながら料理をするのが好きです。ポポ曰く、私が「飲みながら晩ご飯を作ってくれるとおいしいごはんが食べられる」というのです。(笑)
貰い物のワインはホークスベイ辺りのNZワイン。ヴィラマリアは、赤ワインも得意なワイナリーです。でも手のワインは、スーパーで$10から$18ほどで購入できます。日本円で千円ほどです。
NZのスープは透き通っている物より、じゃがいもベースが多いです。なんでもかんでもいれちゃうところが、キウイらしいというかアバウトというか。でも私はこのジャガイモベースのスープが好きです。お腹にたまります。
ざくざくと人参を切って、
ジャガイモも後でつぶすので、小さく薄くスライスします。
大量にタマネギを切って、ゆっく〜〜〜〜〜りときつね色になるまで炒めます。たぶん大きいタマネギ4、5個入れました。(入れ過ぎ?)
材料はこれで全部。(笑)軽く炒めてお湯を野菜がかぶるまで入れます。
スープの必殺技、日本のコンソメ〜〜。好きですこれ。ローリエの葉っぱがあれば、それも1枚入れてください。ぐつぐつと材料が煮えるまで中火で煮ます。あくも出てくるので、こまめにとりだします。
私が最近はまっているパン。スーパーで購入できます。ワイララパで毎日作られているのが配達でくるのかな?チーズやガーリックなどいろいろ種類があります。私が好きなのはホールミールのブレッド。
と、このあと写真をとるのを忘れてしまいここまで〜。(笑)ごめんなさい。
実はポポが週末から大熱を出してのダウン。熱が出たり下がったり、体温の差が大きいみたいです。体中が痛くてしょうがないみたいで、とってもかわいそう。。
昨日は、ベッドシーツを4回も変えるほどで、家中は洗濯もだらけです。(汗)一応今朝、ドクターに電話してアポを取ったのですが、電話だけでの診察(無料でした)。豚インフルエンザかもしれないけど、普通の風邪かもしれない。どちらにしても家でパナドール(痛み止めの薬。スーパーで$3ほどで買えます)を4時間ごとにとって家で安静にしてくださいのこと。どのみち同じアドバイスしかされないらしいです。妊婦さんや糖尿病の人は特別に診てもらえてお薬がでるとか。
私も夜中に起きて水持って来たり、パナドール渡したり、シーツ換えたりタオル換えたりと、まだ今週が始まったばかりなのにもう寝不足です。(眠)ウェリントン在住の皆さん、ビタミンCは採りすぎることがないそうです。採り過ぎなくらいビタミンCをとって体に気をつけてくださいね。
なのでポポの世話をしてたらすっかり写真を撮るのを忘れてしまいました。野菜を煮た後は、鍋から野菜を出さず、そのまま鍋のなかで半潰しにして牛乳と塩こしょうをしておしまい。簡単ですよ。普段はチョリーゾソーセージを薄くスライスした物を入れたりします。そういうときは、塩加減をかなり少なめに。ソーセージから沢山のスープがとれます。
ミスキティーのケガはだいぶよくなりました。まだ毛は生えてきませんが、傷口は塞がったみたいです。この寒さにオイルヒーターから離れることはなく、ぴったりとくっついて暑くないのかなあ。
食欲旺盛で走り回っているので、週末からビスケット食事に戻りました。キティは元気ですよ〜!
2009年6月29日月曜日
2009年6月28日日曜日
田植えです。
ちょ〜っろお話は2ヶ月近く逆戻りして、5月の一時帰国のお話です。
実家は先代代々引き継がれた百姓で、今でも85(?)歳のおじいちゃんを筆頭にまだ田んぼをやっています。88(?)歳のおばあちゃんはもうほとんど田んぼはできなくなりましたが、おじいちゃんは頑張ってやっています。
4月にもなると、ビニールハウスは建てられ、農協から稲がやってきます。稲に毎日水をあげ、5月の連休の田植えに備え、ビニールハウスで大切に育てられます。
私たちが5月の連休を目指して帰国したのも、実家の田植えを手伝いたかったからでした。
これが田植え機。オレンジ色をしている部分が、稲をちょうどいい分配で摘み取っていき、田んぼに植えていく仕組みです。1行に2つのオレンジ部分がついていて、交互に摘み取っていくんですよ。
この辺一帯は、田んぼ地帯なので、どこを見回しても田んぼだらけ。よくみんなどこの地面が自分の家の田んぼかって覚えられるなあ。
カールと義理の兄たっくん。カールは田植えは初めてなのですが、去年の稲刈りにも手伝いに来たので、「田んぼルック」は全て調達済み。たっくんは3年ほどの田んぼ歴があります。
これが私のおじいさま。18の時、家族全員が私の留学を猛反対するところを、唯一おじいちゃんだけが応援してくれて、大学の学費まで出してくれました。(大学卒業が交換条件だったんです。)
今でも現役で頑張っているおじいちゃんはとっても尊敬しています。
青い部分が稲箱で、グレーの部分は、稲をとり易くするためのスプーン的な物。田植機に乗せる時は、苗箱は置いたまま、グレーの部分と稲を持ち上げてドライバーに渡します。そうすると、田植機の後ろに乗せ易いし、稲が半分に割れたりなんてことはありません。
こんな風に差し込みます。
こうやって田んぼ車の後ろには、稲がぎっしり積まれます。
ポポが川に入ってやっているのは、稲をとった後の稲箱洗い。すぐ洗わないと、土が乾くと中々土が溝に入ってしまって奇麗にならないんです。コツはその場ですぐ洗います。
ポポと義理の兄がやっているのは「地面ならし」。田植機がUターンしたあとの穴を埋めます。そうでないと、タイヤが通った後に、後で稲が植わらないので稲が流れてしまうのです。それを防ぐために穴を土で被せてできるだけ平らにします。
コツはやり過ぎないこと。やりすぎても尚更ぐちゃぐちゃになるだけなんです。そして田んぼには片足だけ入れることです。田植えをする時は、水をかなり落とすので、土が堅いんです。両足を入れると、身動きができなくなって、体が泥んこまみれになる確率高し。(笑)
こんな状況でも長靴が脱げないように、長靴の上からゴムをかけます。ちょっとこの写真では分かりにくいかもしれませんが、かかとと足首辺りに黒いゴムが見えませんか?足首にこうやって交差させてゴムを上から巻いておくことで、足に密着性を高めます。グニャグニャした田んぼではこれが欠かせません。
次の田んぼへ向かいます。おじいちゃんがもっているのが、田んぼならしの器具。田んぼの具合によっていろんな使い方があります。でかい山があると、ギザギザの方を下にして土を手前に持ってきます。そのあとキチンとならすには、反対側のまっすぐな方を下にして土をならします。まだ苗があるのに土が多すぎる場所などには、この器具を縦にして、細く土を手前に持ってくることができるんですよ。
一服ランチタイムです。みんな泥んこなので、大体田んぼでお弁当を広げるのが恒例です。
おじいちゃんはおにぎりが好きです。
お弁当は、姉がみんなに作った手作り弁当。
力仕事の後にはビールがうまい?
おじいちゃんかっこいいなあ。
まっすく奇麗に植わっていると、他の農家の人もちゃんとみて「ああ〜、誰だれさん家の田んぼはきれ〜に、植わっとるなあ。」てな感じで話が回るんです。小さな村なので、みんながみんなを知っているんです(汗)。
この地面ももうそろそろ終わり。
田植え機が田んぼから這い上がる時には、頭に重心を乗せないとひっくり返ってしまいます。
カールと軽いおじいちゃんが乗ることに。。。。おじいちゃん危ないよ〜。
お〜とっと〜!おじいちゃん大丈夫?
田植機にガソリンを入れます。今年帰るまで知らなかったのですが、もう日本のガソリンスタンドでは、ガソリンをポリタンクで売ってくれないそうです。専用のガンガン入れ物でないと(赤いやつ)。でも途中でガス欠になっちゃった人はどうするんだろう?何キロもそんな重い入れ物もって歩くのかなあ?日本ではそんな人見かけないか。。。(NZでは良くあります。。)
百姓の孫として私もしっかりお手伝いしました。次の日に筋肉痛になったのは言うまでもなく。。おばあちゃんの帽子をかりました。あ〜、疲れた。百姓は大変です。
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日本一時帰国 2009
2009年6月27日土曜日
Natellaがナテラでなくなる日。
チームメイトのコンウェイが一生懸命何をしているかというと、マイクのデスクをおむつでデコレーション中。
これが安物のおむつ。
なんでこんなことをしているかというと、マイクは2週間前にパパになったばかり。トーマスが産まれて2週間の育児休暇をとっています。来週から仕事復帰なので、マイクのデスクをおむつでかこってあげましょう!ということになり、おむつを買って来た私たち。
ちゃーんと引き出しを開けてもまだ楽しめるように、引き出しにもデコレーション。
もちろん椅子にも。(笑)
コンウェイはそれでも物足りなくて、天井からおむつをつり下げることに。
これが茶色い物体の正体。実はナテラ。日本にもあるような気がするのですが、NZは子供の大好物で、よくトーストにつけて食べます。私はこのナテラをトーストに塗ってバナナの輪切りを乗せて食べるのが大好きです!
キーボードもモニターもばっちりです!
でもこうやってみるとナテラがナテラっぽくみえなくて、今度食べる時に思い出しそう。。。
男の人の育児休暇なのですが、NZでは普通に女性と一緒でちゃんととっています。マイクの場合はちょっと珍しいのですが、今年赤ちゃんができて育児休暇に出掛けた男性人はその他にも2人います。スチューは2、3ヶ月ほどいなかったし、エイドリアンは半年も家政夫でした。二人とも特に仕事がなかったわけではなくて、仕事がありながら育児休暇をとっていました。それが会社の人は当たり前で、むしろ喜んでいってらっしゃい!とエールを送ります。
こういうところはやっぱり日本と違って、公にとれますし男女差別が少ない海外、もちろんNZならではだと思います。うちの会社は男性の方が重役が多いのですが、全体的にみてNZは女性が強い国だと思います。そして男性は女性を尊敬するので、家事も手伝ってくれたり子育てにも沢山のサポートをしてくれます。もちろん全員が全員そうだとは限りませんが、それは何にしたって同じことで。キウイハズバンドといわれるくら、キウイの男性は女性を大切にしてくれる国柄だと思います。
男性が育児休暇をとれる国って、女性からするととっても助かりますよね。
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NZで仕事
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