昨日オークランドからとんぼ返りでやってきた友達に会うために、タトゥーショップへ行ってきました。
日本でタトゥーといえば「刺青」。イレズミといえば「やくざさん」 とセットになりますが、NZでタトゥーをしているキウイはた=くさんいらっしゃいます。NZの文化となっています。特にパシフィックアイランドの人たちやマオリ人にとってタトゥーはとても重要な文化であって、腕に一杯、足に一杯、顔にも首にも一杯タトゥーをしています。
お洒落とはまた違った世界なのですが、特にパシフィックアイランド人やマオリ人のタトゥーには意味があって、それを見ればどんな人か先祖が何していたかわかったりします。日本だと「タトゥー」イコールちょっと「怖い」というイメージなのですが、NZではいたって普通にみんな服を着るようにやってます。
タトゥーには時間もかかるし、そして痛い。たまーにですが、ぶっ倒れちゃう人もいるとか?なるべくタトゥーの針のことを考えないようにタトゥーアーティストと話したり、キッチンペーパーにミントの味のするものをスプレーをして、それをクンクン嗅いだりしてしのぎます。
タトゥーの色が落ちないのは肌の下へもぐって色をいれるからで、肌は基本的に7層になっているらしく、タトゥーは5層目に色をいれるそうです。
最初はキッチンシートみたいなものに下書きした絵を、肌に置いて鉛筆でなぞって下書きを肌に映します。そのあとちょっとずつタトゥーしながら黒色で周りの枠を描きます。終わったら色づけ。キッチンペーパーで拭きながらの作業です。針は一本じゃなくて、怪獣の口みたいに10本ほどの針が何本も生えていました。
このタトゥーアーティスト、漫画みたいなコミックを描くアーティストでもあって、重なる部分が沢山あるタトゥーアーティストになったみたいです。以前東京に2ヶ月ほど住んでいたらしく、DDDアニメでコミックを描いていたそうです。その時の雑誌を見せてもらったのですが、思ったとおりのオタク雑誌でした。笑 かなり際どかったです。
そんな彼が尊敬するタトゥーアーティストは日本人らしく、「彼の名前はなんて発音するんだい?」と聞かれて分厚い辞書みたいな彼のタトゥー本をみせていただきました。彼の名はSHIGE。
岩崎成格という人で、スイスだったかフィンランドのタトゥーアーティストが好きで彼を追いかけてスイスまで行き、彼の弟子になってタトゥーアーティストになったそうです。彼の本は私がみても素晴らしく、インスピレーション溢れるデザインでした。
ちなみにこのタトゥーショップ、インテリアがすごく素敵なんです!彼らのフェイスブックに載っているのですが、ドアや窓がお洒落♪ 入り口には金魚がすんでいて、なんだかウーパールーパーみたいな生き物も一緒に住んでいます・・・。外見やウーパールーパーを見にいくだけでも価値あります!
Dr Morse INC Tattoo
Simon Morse's Custom Tattoo Studio
4th Floor
James Smith Building
Wellington, New Zealand
0 件のコメント:
コメントを投稿