私たちが実家を出発する直前に、ウェリントニアンのFBで知りました。ウェリントンのレストラン・飲み屋街、コートニープレイスのアイコン、ブランケットマンがウェリントン病院で1月15日に亡くなりました。54歳でした。アルコールの摂取しすぎと、栄養失調が原因だったようです。
ウェリントンコミュニティーの人が、何度もブランケットマンにきちんとした生活を提供しようと試みたそうなんですが、ブランケットマンは受け付けず結局ストリートに戻りホームスレスの生活を選んだそうです。
いつもコートニープレイスのバーガーキングやパブリックバーの交差点に座っていたホームレスのマオリ人。ブランケット一枚かぶって座っていたので、ウェリントニアンからは「ブランケットマン」という愛称で呼ばれていました。本名ベン・ハナ。
1990年代に、Tokoroaからウェリントンにやってきて、詳しくは知らないのですがマオリ土地についてのプロテスタント的なアピールから始まったそうです。
いつもコートニープレイスのバーガーキングやパブリックバーの交差点に座っていたホームレスのマオリ人。ブランケット一枚かぶって座っていたので、ウェリントニアンからは「ブランケットマン」という愛称で呼ばれていました。本名ベン・ハナ。
1990年代に、Tokoroaからウェリントンにやってきて、詳しくは知らないのですがマオリ土地についてのプロテスタント的なアピールから始まったそうです。
そのうちウェリントンのアイコンにまでなり、観光ブックにものるほどで、ウェリントンの観光名物敵存在にもなったことは確かです。
毎回コートニープレイスを通るたびに見かけていたブランケットマン。日本から帰ってきて彼がいないコートニープレイスは確かに変な感じがします。いつもと違う、しっくりこない。
でも生前は、みんな彼のことを面白おかしく笑っている人もいたし、面白がってビールやMP3プレイヤーをあげちゃったりする人がいたのに、彼が亡くなった後は敬っているところがなんだか人間の「手に届かなくなったことが分かったらなおさら欲しくなる」欲求なのかな、と思うのが私の正直な感想です。
彼のお葬式は18日にワイタンギパークで行われ、120人の親族や友達が集まったそうです。こんなに沢山の人が集まって、きっとブランケットマンは喜んでいるでしょうね。 彼のご冥福を心からお祈りします。
0 件のコメント:
コメントを投稿