2011年6月1日水曜日

2リットル牛乳の値段、誰がいくらもらう?



この新聞、かな〜〜〜り古いし、他にも沢山ニュースやっててみんな知っていることなんだけど、この分かりやすい絵はちょっとみんなに教えてあげたくってやっぱりアップします!

オークランドへ行ってきた時だから4月の下旬の新聞ショットかな?古い・笑。

2リットルの牛乳が消費者の手に入るときには平均約$4ドル80セント。その内訳が:

2ドル14セントが残り、スーパーなどの売上やその他に。
72セントが政府の税金
58セントがフロンテアラ
1ドル36セントが酪農農家

という配分になっているそうです。とりあえず酪農農家が政府やフロンテアラよりお金が回っているみたいなのでまだよしとしていますが、政府がフロンテアラよりお金をもらっているだなんてだめだよ〜。

フロンテアラは大きな酪農工場・会社で、パーミーにも大きな工場があるんだけど、酪農関係の会社です。牛のお乳を絞った後のミルクを回収して、殺菌したりボトル詰めしたりする役割を果たしています。



他にもバターとかいろんな物価もこんなかんじで右上がりに高騰していってます。ビジネスもこれだけ右上がりだったらいいのにねぇ〜。

政府はなんにも直接かかわっていないのに、まったくNZの税金は高い。。。消費税は12.5%だし、私の給料も30%以上は税金として政府に取っていかれちゃいます。まぁ、そのぶん福祉国家なので年寄り女子供に優しいシステムが創り上げられていて、働ける年代の私たちがサポートするのは公平だし当たり前なんですが、だからキウイの若者は海外へでていってしまうー。そして子供を作ったり育てたりする時期になると帰ってくるんです。

話はずれましたが、牛乳の高騰です。もともと燃費の値上がりが直接関係しています。そのおかげでトラックたちがもっとディーゼルにお金をだすことになるので、料金の値上がり。郵便や配達系に関わる物っていったら日常生活ほとんどですよね。ひーん、お給料の数字は変わらないのにっ。

なのでコーヒーも値上がりしちゃっているそうです。そうだろうなぁ。



うちの会社はラッキーにちゃんと本格的なコーヒーマシーンが設置されています。ひとつは↑大きなダブルコーヒーマシーン。私のフロアにもシングルですがコーヒーマシーンがあります。これでカフェはコーヒー買いに行く手間も省けるし、紙コップのゴミはでないし(エコカップ使えばいいけど)、節約にもなります!一石三鳥!

同僚はバリスタ上手! 中には元バリスタだっています。私も一応飲めるほどには作れる(?)。でもやっぱりプロに入れてもらうコーヒーが一番おいしんですけどね。でも時々バリスタのトレーニングが不十分な人に当たると、会社で自分で作ったほうがうまいなんて思っちゃったりします。

ウェリントンは風が強いことで有名なんですが、レストランやカフェも多く、コーヒーの街としても知られています。みんなコーヒー好き。そんな文化がうちの会社にももたらされているのかな?

これからヨガです。すとれ〜〜〜〜っち!


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5 件のコメント:

  1. 私がいた頃2リットルの牛乳いくらだったかなぁ。
    4ドルもしてなかった気がするー。
    でもあのボトルの形は懐かしい!

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  2. Saya さん
    昔は2ドル50セントぐらいだったんじゃないかなぁ〜っていう記憶があるんですが、せいぜい3ドル50セントで4ドルも絶対しませんでした。
    ふふふっ懐かしい?戻ってきてくださいよ〜〜。でもウェリントンに♪ パーミーじゃ仕事ないですっ。Wellyにぃ〜〜〜。

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  3. そまちん風邪引きさんですが、元気にしていますよ 笑。

    日本ではよく、ガソリン代金の内容が取りざたされますねぇ。
    2重に税金が掛けられていることでも有名。。。

    やっぱり酪農国家だから、牛乳の例えが出たのでしょうか?!

    ちなみに私がいた頃は3ドル以下でしたよ。。。
    高くなりましたね。。。

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  4. これ読んで、NZは農家の取り分が高いなーって思いました。
    オーストラリアは、酪農農家の取り分、たったの30~40セント/Lくらいなんですよ。NZが70セント位だから、半分。酪農農家の取り分はすごく安いんです。
    もともとそうなのに、数ヶ月前から2大スーパー(この二つしかないってくらい大きなブランド)が牛乳の価格破壊を打ち出して、たしか2リットルを2ドルとかで売っています。
    このままじゃ、農家の取り分がさらに下がって仕事を続けていけない環境/もしくは薬品などをたくさんつかって量産しなくちゃいけない状況になってしまうと、私はすごく危機感をもってます。
    だから私はたかーーーい牛乳を選んで買ってます。

    安いに飛びつくと、結局、高くつくって、オーストラリアの国民はいつ気づくのかなぁと思ってます。

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  5. emi さん
    オジーはもっと少ないんですね〜。知らなかったです。
    NZの農家は比率計算しても牛乳(10割として)3割のお金がもらえるようです。(正確には28.5%)オジーよりも値段がいいのはきっと政府とフロンテアラが牛耳ってDominantにいろいろ制御しているのと、酪農大国だからなのかもしれません。これでも昔は農家の取り分はもっと多かったそうですよ〜。

    そんな安取り合戦なんてしちゃったら、日本であった生肉事件みたいになっちゃいますよね。安くすれば儲かるってエゴ、そのCatchがあることに気づかなくちゃいけないですよね。

    NZでもチキンの値段競争で、鶏がひどい状態でケージされています。羽もなくみんな病気みたいな顔をして。スーパーに並ぶ安いチキンは水っぽく、色も白っぽいです。私は鶏を救うためにわざと高い、オーガニックやフリーランジチキンを買って応援しています。emiさんのように、誰かが消費しないとその需要も増えませんからね! 一緒に応援しますっ!

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