しばらく忙しくてブログをアップしていませんでしたが特に休暇で出掛けていたわけではなく、ただ単に仕事で忙しくてブログの時間がありませんでした。毎日写真を撮ったりしてブログでお伝えしたいお話は沢山あったのですが・・・。時間だけはものすごい速さで毎日過ぎていきますね。
今週末は、NZでシーズン一番最後のクリケット試合がウェリントンで行なわれています。最終試合のテストはなんと5日間にも渡って行なわれます!「5日間?!?!」ってクリケットを知らない人には驚かれます(笑)。そして理解できないようです。
テスト試合は5日間、2回表裏まで行なわれるのですが、時々2回表裏までたどり着かない時もあります。何故かというと、テストにはボール制限がないのです。ボーラー(投手)は何球でも投げることができます。バッツマン(バッター)はボールが投げられても、20・20や1日戦(ワンデー1Day)のように球数が決まっていないので球を見繕って打ってくるので、なかなか試合が進まないんです。
クリケットが「つまらない」って言う人がいるのは、テスト試合は5日間あることと、バッツマンがあまり打ってこないのでこのルールのおかげです(笑)。私は5日間でもじぃ~~っと観察するように観れる人なので、まったくつまらないとは思ったことはないのですが、やっぱりあんまりエキサイティングではないことは確かです。
この三つの棒が「ウィケット」。ボーラー(投手)はこの棒をめがけて投げます。私が写真を撮った時はランチ中だったので、ウィケットの上にあるベィルはアンパイア(審判)によって外されていました。そのベイルが完全に外れたところでバッツマンはアウトです。
バッツマンはウィケットを守るためにボールが当たらないように打ってきます。特にラン(点)を取るように打つ必要はありません。ウィケットから外れるように打ってとにかくウィケットを守ります。
ウェリントンのベイシン球場は、世界中どこ探してもここだけ、お昼休みに球場の中に入れさせてもらえるのです。硬いボールや飲み食べ物は持ち込み禁止なのですが、フィールドの中に入場できるだなんてとっても太っ腹!でもピッチは縄が張られていて入ることはできません。
ピッチはフィールドの真ん中にある部分で、ボーラーはバッツマンが走る場所です。とっても重要な部分です。石のように硬くなっていなければなりません。それを観にさんさか人がやってきます。
ちょっとミーハーに私も有名なウィケットの横でパチリ(笑)。この日は最高に寒かった日で4重に服を着ていた私はもこもこ人です。私が来ているのは大昔BlackCapsが来ていたユニフォームモデルです。
ウェリントンにあるベイシン球場はNZで一番古い球場で、何もかもが古い装置に設備になっています。このスコアボードも人が中に入っていて窓のようにあけて数字を変えるんですよ。上のスコアは電工表示板ですが、それは最近になってからの話で。
以前にも話しましたがNZの公式試合では、ビールがプラスチックに入って売られます。しかも一人4つまで、など制限も決まっています。コーヒーのテイクアウェイカップボードみたいな受け皿にビールが蓋付きでやってきます。
ビールの蓋にはまるでストローを突き刺すところがあって、みんなと一緒に「ストローはドコ?ストローは?」ってビールをストローで飲んでたら面白いねって話していたんです。
クリケット仲間のションテルは、本当はラグビー派。スローなテストクリケットはかなりつまらなかったみたいで、マニキュアを塗りだしました(笑)。テスト試合にはいろんな人がいます。ただ友達と話にきたり本や新聞を読みに着たりなど、全然試合を観ていない人を見かけることは結構あります。それでいいんです!リラックスリラックス。外で観客と一緒にいるっていうところでナイスなんです。
下の写真はブラックキャップス(BlackCaps)のジェームズ・フランクリン(James Franklin)。左利きのオールラウンダー(AllRounder)です。オールラウンダーとはボーラー(投手)でもありバッツマン(バッター)としても仕事ができるクリケッターです。
インドファンはまたドラムを持ってきてず~~っと踊っていました。あまりにも楽しそうなので、キウイファンも国旗をもって混ざって踊っていました。
かなりの観客でBasinReserve(ベイシンリザーブ球場)は埋め尽くされていました。私たちが座っていたところは芝生の上で、ベンチなどはありません。みんなピクニックしにきます。
2009年4月5日日曜日
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