興奮、情熱、そして成長

うちの会社はキウイ会社で、世界各国にオフィスがあるグローバルな会社だということは何度もこのブログでお伝えしてきましたが、年に2回ほどある会社中の大きなミーティングで、「よし！やるぞ〜！」とか「地球の裏側の支社とファミリーになる！」という気持ちが強くなります。

今日はその年に2度ほどある大きな会合が午前中行われました。私が働いているウェリントンが本社で、２階から4階までの社員全員が集まります。

永遠とCEOやマネージャーがグダグダ眠たくなりそうなお話をするようなことは全くなく、まず初めに全員が4階に集まって、初めの触りをセールス・ジェネラルマネジャーやファイナンスのトップが今年や去年の総合売上などの数字をサラリと話し、スカイプでアメリカ支社の人が15分づつ話します。

それが終わったら5つのグループに別れて行動開始！



事前にメールで5グループに部署ずつわかれて、どのグループがどこのプレゼンテーションへ向かうかメモが渡されています。

プレゼンターは同じ場所で同じプレゼンを5回やります。5グループはローテンションを組まれた通りに次々のプレゼンテーションの場所へ移動します。

プレゼンターは15分だけしか話すことは許されず、今年のキーとなる豊富やゴールをまとめ話します。どのプレゼンターも同時に始めるので同時に終了。グループはまた次のプレゼンを聞きに次の場所へ移動します。例えば私のグループがマーケティングのプレゼンを聞いている時には、違うグループはセールスのプレゼンを聞いているのです。

５つのプレゼンを聞いたら終了。みんなが15分毎に移動するんです。15分なら長くも短くもなく、いくらでも聞いていられます。そして移動することで体を動かし眠たさやつまらなさもなく、15分だから集中して聞いていられます。15分間だからこそ、プレゼンターからぎゅうっと詰まったお話も聞けるし、わかりやすいんです。自分の部署とはあまり毎日関わらない部署が何をやっているかわかる内容にもなっていて、聞いている側には会社全体が何をやっているかがわかるんです。「自分の部署とは関係ないから私は知る必要はないわ。」ではなくて「社員なんだから全てを知っておかなければいけない。なんだって僕たちは大きなファミリーだから！」

このアイディア、かなりいいと思います。まぁ、プレゼンターからすると同じプレゼンを5回やるのはつまらないかもしれませんが、プレゼンターは場所を動かなくてもいいのでその分落ち着いて話せるし、5回もやっていればだんだん上手くなる。（笑）５つのプレゼンは全てビデオ録画され、次の日には各国へ送られます。



最後にピザを食べながらクイズをやるんです。問題はプレゼンで話されたこと。かなりむずかしかったかな？

このイベントをうちの会社はBig5と呼ぶんですが、セールス・ジェネラルマネジャーのトニーがメインに仕切ります。彼は結構年配で日本でも働いたことがあるそうです。たくさんの経験を持ち、頭のキレもよくエキュゼティブな判断もささっと決められる人です。

プレゼンもとっても上手で、わかりやすくダラダラしていないし、スライドもいつも面白くて興味のあるものばかりなんです。何よりとっても話上手なのでみんなも「僕たちも頑張ろう！」っていう気持ちになるんです。



うちの会社の商品の質はすでに最高なので、それをどう料理するかは私たち次第。着てみた人だけにわかる価値が、「クチコミ」で広がり社員全員も大好きです。

かなりユニークな会社文化を持っていて、みんな会社を成長させよう！という情熱や興奮がいつも漂う会社は、結構珍しいんじゃないかと思います。他の会社のように「仕事だから」と割りきってやっている人はほとんどいないくらい。みんなこの会社が好きで、商品が好きで。会社の成長を成し遂げるには自分はどうしたらいいんだろう？と頑張るチームワークがとっても強い。

２００３年あたりは２０人、２００７年には９０人しかいなかった社員も、今では250人に増えました。しかもNZにいる社員はその半分だけ。今ではその５０％が海外にいます。

この不景気にもびくともせずかなり強いいいポジションを保持し続けるのは、やっぱりみんなの頑張りがあったからこそ。その頑張ろう！という気持ちはこの会社のユニークな会社文化にあると思います。

さらに成長し続けるうちの会社は、来年のファイナンスターゲットはすごかったです。今までの成績が素晴らしかったからできる目標なんだとおもいます。最後にCEOが質問したことにいろいろ考えさせられました。

「どうして僕たちは成長する必要があるんだい？」

みなさんの答えはなんでしょう？

この会社に勤められてこれも何かのご縁。学ぶところはたくさんあります。私も会社の成長のために頑張らなくっちゃ！