2010年4月14日水曜日
浮きでてくる木
画家・スチュー。 彼はうちの会社のデザイナーの一人。デザイナーといってもほとんどのデザイナーは、フォトシュートの写真を加工したりカタログをデザインするデザイナーであって、スチューのように商品の胸元に描かれるデザインを考えるデザイナーではありません。
彼はうちの商品のプリントされているデザインを描いたデザイナーなんです。
以前ブログでもお話しましたが、現在会社のフロア壁が全て塗り替えられています。(”会社の新しい顔”、”クラシックなNZ”)
全てのフロアの壁をデザインしたのも彼。自分の会社にデザイナーが住んでいるとこういうとき便利です(笑)
お気づきか分かりませんが、室内なのにストゥーの影があること。そして彼の影が描かれた「木」を隠していると言うこと。
その答えはプロジェクター。
プロジェクターから、ストゥーが描いたデザインが映し出されていること。 筆を使って壁にデザインを描くことはちょっとキャンバスが大きくて大変。遠くか らみ照れば簡単そうでも、実際壁に向かって絵を描こうなんていうことは、壁に近すぎて自分の視界がとっても狭くなります。
そこでスチューが考え出したアイディアは、下書きをプロジェクターで壁に映し出すこと。そしてその下書きが目安となってデザインを壁に描きやすいというもの。
上の写真のように、感覚的にどこに絵の具を乗せればいいのか分かりやすい。ステッカーのようなものを貼り付ける方法も考えたそうなのですが、それだともっと手間もかかり絵が思うような位置に置かれない難点からプロジェクター方法を思いついたそうです。頭いい~~♪ よく考えたなぁ。
スチューがまだ描いたところは白くハッキリ浮き出ています。違いが分かるかな?
たたーん。完成作!素敵。
壁の前にはソファが置いてあって、ここでも「ミニ」ミーティングが行われたりします。
一筆一筆手書きなのがスチュー流。たくさんの筆を、日本の巻きすでクルくるっと巻いて持ち歩いているんですよ。
隣の壁は何が描かれるんだろう。ワクワクします!
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あたまいーい!その手があったかあ!って感じですね!
返信削除それにしても、本当にうらやましい会社だなぁ。
こんな刺激的な会社なら、いろいろ仕事欲が出てきそう!
emi さん
返信削除いいアイディアだなぁーってほんと私も思いました!
うちみたいな会社はたくさんはありませんが、ウェリントンにあるコーポレーション系の会社は結構フランクな文化を持とうと気をつけている会社が多いみたいですよ。