2011年11月2日水曜日
ウェリントンの映画館 - ノルウェーの森
おはようございます。今日は雨が降るはずだったのに、午前11時現在、今のところ青空が広がっています。気温は16度ぐらい。過ごしやすい気温ですね。
友達とPortfolio提出お祝いでThe Hop Gardenへ行った後は、日本映画を観に行きました。
↑「ノルウェーの森」 時々日本映画がウェリントンでも上映されています。メジャーな映画というより、教養された質のある映画か、ジブリなどのアニメ映画が多いです。メジャーな映画館、Reading Cinemaではやっていません。 もっと小さくて、映画上映の質にこだわった映画館のみやっています。
日本大使館でも、月末日本の映画上映会が行われているんですよ。古い映画の白黒ものが多いのですが、いい映画ばかりで無料だし誰でも予約なしで観にいけます。そういえば最近行ってないなぁ。
コートにープレイスの端にあるEmbasseyは、ReadingCinemaがやっているメジャーなものと、ちょっと大人っぽい映画、半々。
私たちが今回行ったのは、コートにープレイスにあるParamont。BrooklynにあるPenthouse Cinemaとよく似たテイストの映画セレクションです。
CHCHでの地震以来、ウェリントンでも地震対策について敏感になったウェリントニアンと市役所。ウェリントンで一番古いビルや建物。地震に一番弱い建物トップ10などが新聞に載っていました。そしてこのパーラモント映画館、そのトップ10に入っています。
確かに古いし、続き建物の二階にあって、100年は裕に建っています。中の立て方も複雑でまるで迷路。奥へ奥へと続く廊下に、さらに奥へ進むと映画館があるんです。これじゃぁ、何かあったときにみんな非難するのがうまくいかなさそう・・・。趣のある映画館なのですが、ちょっと安全に対して不安でした。しかも閉所恐怖症気味の私は、まるで逃げ場のないトンネルへ入っていくようで、ちょっとドキドキ感で一杯☆ 心配性はいけませんね!
ちなみに肝心の映画なんですが、正直びっくりしました! 村上春樹の原作本は読んでいなかったので、まったくストーリーも知らないまま観にいきました。鼻血がでるような台詞をポンポン飛び出て、二人の営みもリアルに映されていて「わぁお!」
最初はNHK朝ドラ「ひまわり」に出演していた高良健吾さんが出てきて、それでびっくり! 私大好きなんです、彼。惚れ惚れぇ~~♪ 他にも内容にびっくりの連続でドキドキしたけど、半分ぐらいしてから小さなことがだんだんつながって、なるほど~。 なんだかいろいろ考えさせられて、映画が終わった後もMちゃんと席に座ったままうごけませんでした・笑。
それにしてもよくできたストーリーでした。スマートで洗練されて映画。
この映画館、映画の見方がとってもアバウトなんです。カフェ兼チケットカウンターでチケットを購入したあと、時間になったら勝手に映画が上映されている部屋へ入るだけ。誰もチケットを切る人はいないし、チェックする人もいません。 映画部屋のドアもずっと開いたままで、映画が始まっても閉まらない。
悪知恵働く人は、ただで映画観ようと思えば簡単にできる映画間です。笑
他にもウェリントンには小さな映画館がたくさんあります。家から近いくせに一度も行った事のないIslandBayにあるEmpireCinema。 少し前に新しく立て直されて、トイレが自慢な(笑)ROXYCinema。 ウェリントンから車で2,30分でいけるPetoneには、とってもちいちゃな映画館、LightHouseがあって、一人一人LazyBoyの椅子に、小さなテーブル付。カフェでコーヒーやビスケット、ワインやビールを買って持ち込めるんです。小さい部屋は10人ぐらいしか座れなくて、まるでホームシアター。4,5年前に一度行っただけで、それ以来行ってないなぁ。
最近また映画へ行く機会が増えそうなので、またアップしますね!
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Wellington観て歩き
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