気をつけましょう、NZでの運転！

いやぁ〜、ものすごい雨です。　↑北島全体が雨雲も囲まれてしまって、今日一日北島のどこの街でもどしゃぶりの雨雨雨。大雨が降っています。しかもちょっとした嵐なので風が強くて今も外はかなり嫌な天気が続いています。



昨日から一泊、ポポの両親の家でお泊りでした。ポポのおばあちゃんの80歳誕生日パーティーにみんなで出席するために、昨日フォックストン入り。そのあとポポの両親が住むシャノンでみんなでお泊りでした。

20〜30人はいたかなぁ？　いろんな親戚の方々がいて、遠いところはクライストチャーチからおばあちゃんの誕生日のために飛行機でやってきた人。　子供たちは広々としたファームの草むらの上を走りまわって、中に入ってきてはいろんなお菓子やキッシュ、ソーセージロールやスライスなどを頬張りまた外へ遊びに出かけるの繰り返し。（笑）



↑キャンピングカー。　NZではキャンピングカーが多いです。良く見かけます。大きくて重たいのでちょっと遅いのでみんなキャンピングカーの後ろは走りたくないー！とチャンスがあれば追い抜かしていきます。

大雨の中の運転は中々大変。しかも大風が吹いていて、私の車はユート（Ute)なので背が高く、その分風を体いっぱい目の当たりになるんです。そうなると運転中、車が結構揺れるんですよね。ハンドルを取られないようにしっかり持っていないとふらふらしちゃうんです。



雨が降っていたので滑りやすく、視界も悪いしウェリントン行きルートを走っていたので渋滞におもいっきりハマってしまいました。

みんな車の感覚が狭すぎたのか、玉突き事故大発生。　左に見えるのは警察の車。ラジオでもいろんなところで交通事故が発生しているとのこと。ポポにも「ポポも気をつけてね！前との車の間隔ちゃんと開けておいてね！」と何度も警告して安全運転を促しました。



普段は100キロで走っているのでこんなに牛をゆっくり見ることはないのですが、渋滞に1時間近くハマってしまったのでノロノロ運転。牛さんは雨が降って木の下であまやどりしている牛も入れば、構わずむしゃむしゃ草をマイペースに食べている牛も。　こんなに雨が降って喜んでいるのはファームだけかもね。



↑この左の赤いフォールデン車は覆面ポリス！　英語ではアンダーカバーと呼びます。警察車はやっぱりフォールデンが多いかな。早いんです。（笑）



後ろを見ても車の行列はまだまだ続き、雨は止まることなくザーザー振り続けます。



キウイドライバーというものは、まぁ、なんというか普通に気を付けていれば大丈夫です。一言で言えば「ゲームに乗るな」っていうことかな。後ろから煽られても無視すればいいです。抜かせない後ろのドライバーが技術がないだけ。

やっぱりあるといえばカーチェイス。映画見たいのはないけど、後ろにものすごい勢いでくっついてきたり、特に真夜中暗い時。または外側でなくて内側から追い抜かそうとする脳みそが足りない若者たち。ジグザグに運転していくドライバーやもちろんスピーディー運転といろいろありますが、道がくねくねの上に酔っ払い居眠り運転はなくなりません。



かなり長い追い越し車線のエリアに来てもまだまだ渋滞はなくならなくて、みんなノロノロ運転。そんな中ポポは２車線のど真ん中を走りだしたんです。

「ポポ、ポポ、ちょっと真ん中走っているよー！」というと「後ろからトッサー（Tosser）が来ているんだ。」と言うんです。

後ろを振り返ると右側の追い越し車線をビューンと走っていく一台の車。結局追い抜かされたんですが、この渋滞の中みんな真面目にノロノロ走っていたのにその渋滞を横から追い抜かそうという車がいたんです。ポポはそれを防ごうとわざと真ん中を走っていたんです。ポポってこういう時は典型的なキウイボーイなんですよね。　そのまま追越車線と追い抜かされ車線のどまんなかを走っていると、みんなもジグザグに走り始めたんです。

そう、みんなも卑怯者に追い抜かされたくないから。前の車までやり始めてポポは大笑い。（笑）みんなポポの真似をして真ん中を走り出しました。



そのあと私たちの後ろの２台の車が運転しながら大げんかが始まりました。女性が乗る小さな青いセダンはちゃんと公道車線を走っているのですが、その後ろのバンは内側（歩道のようなスペース）を走り女性キウイドライバーに大きな「F」で怒鳴りまくり。携帯でナンバープレートまで写真を撮ってそれでも気が済まなくて、後ろや横を走り窓を開けて怒鳴り起こっていました。

女性ドライバーは半なきだったけど、その助席に座っていたキウイ女性は強く、アイランダーたちに向かって指を立てたり「F」で怒鳴り返していました。キウイ女性は強いんです・・・。女性は警察に電話しているようでした。

そのあとどうなったのかは分かりませんが、きっとバンを運転していたアイランダーは彼女たちの車をつけていって、怒りが収まらなければそのまま家までついて行ったでしょう。

こんなやり取りを見ていてとばっちりは受けたくないなぁーと心配した私でした。



ウェリントンに着けば、いつもは綺麗に見えるエメラルドな海も、ビルも家々も全く見えず真っ白。



こんなどしゃぶりの中CakeTinの照明が付いていました。こんなに天気が悪いのに何が行われているのー！　大雨で視界が悪くても試合が行われるスポーツってサッカーのみ。　今夜は地元、Wellington Phoenix FC 対 Perth Glory　（オジー）の試合だったようで、観に行った人も選手たちもお疲れさまでした。アンビリーバボーな試合結果だと思います。

みなさんもNZの運転は気をつけて下さいね。明日は天気が回復するみたいです。