MISSION Estate Winery since 1851

地元の友達が、海を渡って遊びにきてくれたのですが、今夜の便でオークランドへ帰ってしまいました。明日の早朝の便で成田に飛びます。遊びに来てくれてありがとう！

彼女は赤ワインが好きということで、隠れワイン大国のNZとしてはワインナリーを回ることは必衰！　赤ワインのボルドー系が好みということで、調べるとNZのワイヘキ島とホークスベイが得意だということを知りました。

前にもお話しましたが、ボルドー(Bordeaux)ワインとはよくいいますが、フランスワインは地名がそのままワインの名前になっているので、「ボルドーワイン」という種類があるようで、実は地名だったりします。ボルドー地方で育った葡萄がワインになったところから名前がついているそうで、それが葡萄の種類ではないようです。

その点NZのワインは地名ではなく、葡萄の種類で名前がついているので、初めて飲むワインナリーのワインでも、自分の好みの葡萄かは明らかにわかりますので選びやすいと思います。



ボルドーワインは、葡萄の種類でCabernet Sauvignon (カルベネ・ソーベニョン) とMerlot(メルロー）のミックスされたものになります。ボトルの裏に、何パーセントずつ入っているか記入されています。NZでボルドースタイルワインを飲みたければこの種類のワインを選ぶといいですよ。

またはSyrah（シラー）などがボルドーワインに当てはまる種類です。



ウェリントンを朝の6時半に出発して、北島の東側にあるホークスベイ地方へ向かいました。ついたところはNZで一番古いワインナリー、ミッションへいってきました。このワインナリーは1851年からの創業になるそうです。

みかけがとっても素敵なことと、飲み易いワインが主流なので日本人受けがとってもいいワインナリーです。



Mission Estate Winery
198 Church Road, Napier,
Hawke's Bay, NEW ZEALAND.

Tel: +64 (06) 845 9350
Fax: +64 (06) 844 6023
http://www.missionestate.co.nz/




とってもお洒落なワインナリーで、観光ブックにはいつも載っているし、とっても人気があるワインナリーなのですが、私は正直あまり好きではありません。雰囲気がよくお洒落なので、オフシーズンの今でも観光客が訪れるこのワインナリーはかなり気取っているように思えます。

特に日本人・アジア人嫌いな雰囲気を取った事も何度か。カウンターの人はいつも偉そうで、フレンドリーとは程遠く、つんけんした態度を見受けられます。

私の友達がワインテイスティングをすると、「ちょっと甘い」という感想に「甘い？！砂糖なんて入っていないわよ！」といって次のワインを試してもやっぱり甘く、「これも甘いっていったらひっぱたくわよ！　これは賞を沢山取っているワインなんだから！」といって、かなり押し気味な言い方でした。そのワインを飲んでいる時も「どう？おいしいでしょ？」と勝手に決め付けて、結局イマイチ好みではない味だったみたいです。

やっぱり相変わらずだなぁと思って足早に次のワインナリーに行くことにしました。ワインナリーツアーもここにはあるので、始めた行った人にはお勧めです。やっぱり見かけは素敵ですから。



ほとんどのワインナリーでは無料でワインテイスティングができます。ホークスベイのワインナリーは何箇所も訪れたことがあるのですが、お金がかかったことは今までに一つのワインナリーしかありませんでした。MISSIONも無料でできます。後ろのカウンターがテイスティングカウンター。




中にはいろいろディスプレイがならんでいます。



MISSIONにはレストランもあって、食事をすることもできます。母親が来たときにここでランチを食べたことがあります。（5年も前のお話ですが。。）　味はまぁまぁなのですが、やっぱりサービスは冷たく、フレンドリーではありませんでした。他のレビューでも味は普通でサービスはイマイチということが平均的なようです。

でも老舗ワインナリーということで、初めてホークスベイでワインナリー巡りをする方には必見なワインナリーですよ！