2009年9月26日土曜日
NZでB&B宿泊 - Room@53 in Napier
ホークスベイのワインナリー巡りに行った時、日本からやってきた友達のためにNZっぽい所に泊まりたかったことと、やはりバスタブがあるところ!と決めていたので、B&Bに泊まることにしました。
B&Bとは、Bed & Breakfastの略で、朝食付き宿泊になります。日本だと朝食付きはあたりまえなのですが、NZや他の海外では素泊まりが基本です。B&Bは英国/NZ日常文化を体験できるスタイルで、小さなビジネスをやっている夫婦がほとんどです。
よくあるスタイルは、自分の家の一部をゲストに解放するホームステイスタイル。ほかには、二世帯住宅のように家がすぐ隣などで、朝食を作りに来たり、作ったのをもってきてくれたりします。フレンドリーなサービスが重要となっていて、小さな予約しか受け付けられません。大体1部屋から3部屋ほど程度の規模です。
探すに探すに見つけた宿は、ネイピアにあるRoom@53。ホークスベイは、週末の宿はほとんど「最低2泊から」という条件付きが多い観光地なので、素敵な宿を発見しても「2泊から」という条件で断られたり、探すのにちょっと時間がかかりました。
パーミーに住んでいた時は、たったの2時間でいける距離なので日帰りで訪れたり、友達の家に泊まらせていただいたりしていたので、実際ホークスベイ地域で宿を探したのは初めてでした。
ここのオーナーは、英国からやってきたケリーとクリス。クリスが「自分の残りの人生をマンチェスターで過ごすのは嫌だ」といいだして海外渡航を決心。ひょんなところからNZに目をつめました。ケリーは「それまでNZなんてどこにあるのかも知らなかったくらいなのよ(笑)」と、長年ホテルのマネージメントマネジャーの職場を退社して、クリスとNZに移住して来たそうです。
この家を見つけてケリーは「やっぱりホスピタリティーの仕事がしたい!」と感じて、自分の家でB&Bをすることを決心。クリスはマネージメントの手助けとして一緒にB&Bを経営することになったそうです。
たぶん私と同じぐらいか5つほど年上なんでしょうね。B&Bにはちょっと若めなカップルが仲良く経営していました。ゲストがいるときは、彼らのスペースは2階なので、ほどよくゲストのためにスペースを分け渡してくださいます。1階は全てゲストのためのスペースと早変わりです。
とってもオシャレなキッチン! 普段はケリーとクリスがつかっているのですが、ゲストがいるときは、ゲストはもちろん使ってオーケー。最初にどこに何があるか説明してくださいます。
至る所に気の使った小物や飾り付けがありました。とってもスタイリーなリビング。ケリーのテイストが伺われます。
ホークスベイ地方は天気がよく年中通して平均気温が安定している地域です。NZに1番か2番目に一番日が当たる地域として有名なのですが、珍しくこの日はとっても寒く、リビングにある暖炉はとっても役立ちました。あったかい〜。ちなみにもう一つの日照時間が長い地域(都市)は、南島のネルソンです。
暖炉の上にある大きな鏡は、NZでよくあるデコレーションです。カフェやレストランでもよく見られます。私も結構好きです、このスタイル。
なんとこの家にはプールまでありました!この日は寒すぎて入れませんでしたが、夏には気持ちいいんだろうなあ。
またもやびっくり、このB&Bにはジャグチーまでありました。水着を持ってくるのを忘れたのと、天気も悪かったし入ることはなかったのですが、今度機会があったら是非入りたいです。ケリーとクリスはちゃんと掃除してお湯も入れて用意をしてくれていたんですけどね。
このB&Bにはクイーンサイズベッドの部屋が2つ、ダブルベッドの部屋が1つ、計3つのお部屋があります。一番いいお部屋には友達に泊まって頂きました。
タオルも十分あって嬉しいサービスですね。
廊下には、電気暖炉がありました。
廊下のちょっとしたスペースにも、オーナーのちょっとした気遣いと、オシャレな彼ららしいテイストがでてきています。どの家具もインテリアにも手が込んでいて、きちんとしたデザインが本当に素敵でした。
もう一つのクイーンサイズのお部屋に私たちは泊まりました。仕事で忙しかったのと、4時間半運転したポポは、お疲れでお部屋に付いたとたんお昼寝をしだしました。(だから私も運転するよ〜って言ったのに。こういうところは男の意地というんでしょうか、運転させてはくれませんでした。お馬鹿さん。笑)
私が一番楽しみにしていた(笑)バスルーム! 中はとっても奇麗でホテル以上のレベル。どこもかしこも私好みのインテリアで嬉しかったです。ポポに「あたしもこんな家にすみたいよ〜」っていうと笑ってきました。
またタオルもあって、タオルには不自由しませんでした。朝も夜も新しいタオルが使えるって嬉しいですよね。タオル掛けにも手が込んであります。
バスタブとは別にシャワーがあります。お湯のでもよく、シャンプーやコンディションナー、ボディソープまでもありました。普通こんなにいいサービスはありませんので、このB&Bにとまれて本当にラッキーでした。
友達はここで使ったこの黄緑色のキュウリシリーズを気に入って、空港で小さい携帯用クリームを買って帰っていました。
B&Bのもう一つの売りは「朝食」。こった物はなく、普通はトーストにジャム、オレンジジュースにシリアル、ゆで卵といった簡単な英国スタイルな朝食がほとんどです。
でももてなすことが大好きなケリーは、ものすごい量の素敵な朝食を用意して待っていてくれていました。コーンフレークに、メロンやバナナ、オレンジにピーチなどのフルーツに、ヨーグルトにカマンベール、オレンジジュースにコーヒー。写真に撮るのを忘れましたが、このあとケリーはポーチドエッグをトーストの上に乗せた暖かい朝食も作ってくれました。ポポがポッソリ、「毎日こんな朝食が食べたいなあ。。。」う〜ん。(汗)
英国人なので、マーママイトではなく、アワマイトでした。(笑)そしてBBQソースのHP。こういうところはやっぱりイギリス人です。トーストの上にマーガリンを塗ってうす〜くマーマイト、もしくはアワマイトを塗って食べます。見かけはチョコレートのようなのですが、実はとっても塩っぽい味をした健康食品です。鉄分たっぷりで、リラックスさせる効果があるところから、キティを車に乗せる時に無理矢理なめさせたりしています。(笑)
ケリーとクリスは、うまい具合に私たちに話しかけたりいなくなったり、私たちに彼らの家スペースを分け与えたりしてくれたり上手にしていました。そのおかげて私たちも気を使うこともなく、ゆっくり優雅な時間を過ごすことができました。
普段は「最低2泊」条件がないB&Bですが、ミッションコンサートとアートデコがある週末は2泊条件があるそうです。ケリーとクリスもとってもフレンドリーで、親切でとっても話し易いカップルです。とっても素敵なB&Bなのでここはかなりお勧めですよ。
夏シーズンは観光客で一杯になるので、オンシーズンのご予約はお早めに!1泊135ドルですが、特別週末は145ドルです。
Room@53 Bed & Breakfast
53, Mission Road
Greenmeadows
Napier 4112
Hawke’s Bay, New Zealand
Tel+ 64 (0) 6 844 4298
Mob+ 64 (0) 21 257 0166
Fax+ 64 (0) 9 925 1113
info@roomat53.com
http://www.roomat53.com/
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日本からのゲストを持て成そう!
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