2011年10月24日月曜日

オールブラックス、2011年ラグビーワールドカップ優勝!



↑笑 よぃぉぉぉぉぉおおおお〜〜〜〜!!オールブラックスが勝ったァ〜〜〜!!

RWC Final - 23rd Oct 2011 - France V New Zealand - Haka
2011年ラグビーワールドカップ、フランス対オールブラックス決勝、ハカ


い、息が出来なかった・・・。観ることが出来なかった。。 特に最後の10分! 最初のハカからなんだか雲行き怪しいセンスを感じました。フレンチがハカ中にVの字で迫ってきて、そこでオールブラックスはちょっとビビったのかなんだか怪しい雰囲気に。あまりにも盛り上がってハカの掛け声が、テレビでも聞こえなかったくらい。

Note: 今回の写真はStuff.co.nzからお借りしています。



スタートから試合はあまりすぐれず、いつものオールブラックスの勢いは全くなく。やっぱりこのプレッシャーにオールブラックスも緊張していたのか、簡単なミスもあったし、後半は完全フレンチムード。ボールがずっとフレンチプレイヤーの手に、オールブラックスが取り返すもすぐにまた取られるの巻。他の国はオールブラックスを怖がるけど、フレンチは恐れなしで向かってくる唯一の国。

ウエプ選手もなんだかMomentなのかペナルティーキックもコンバージョンも全て外す。みんなのプレーになんだか歯切れがない。。。NZ中が祈りながらの観戦。

後半からはもう、試合を観ていられなくて私はトイレへ行ったり、マニキュアとって爪のお手入れを始めたり。ポポも険しい顔でテレビを観てるし、もう〜〜なんだかぁ〜〜!!最後の10分は長かった。その時点でスコアはオールブラックス8−7フランス。1点差! この時点でフレンチトライを決めれば、逆転優勝。オールブラックスもトライが欲しかった。



15フェーズとながーいフレンチの攻撃のあと、オールブラックスがラッキーにボールをゲット! オールブラックスによるとっても「まれ」で明らかな時間稼ぎな策略プレー。ボールを持ったまま離さない。 フレンチが手も足も出ないカバーで、そのまま最後の5分ほどボールを離さず勝ち抜きました。

戦略は戦略だといってもちょっと汚いやり方で、オールブラックスらしくない逃げ腰プレー。ポポは33年間オールブラックスの試合を観ていますが、今までオールブラックスがこのような戦略プレーをしたのは見たこと無いというほど。でも他のナショナルチームがやっているのは見たことあるそうです。過去に南アだったかオジーもオールブラックスに対してやっことがあるそうです。NZはとってもイライラ悔しい思いをしたとか。そうだろうなぁ。



きっとフランスもかなり苛立ってたはず。これが10点20点差でオールブラックスの圧勝だったら納得もついたかもしれないけど、1点差であんな風に終わったんだったら悔しくて諦めが中々つかないだろうと思います。 オールブラックスはどうしても勝たなくちゃいけない試合で、どんな手を使ってでも勝ちたかった。勝ちは「勝ち」というのがNZの言い分だけど、フランスもものすごく頑張って、まるでウェールズ対フランス戦のような、なんだか負に落ちない試合でした。

今日のプレス取材で、フランスコーチは本当に悔しそうにインタビューに答え、昨日でフランスラグビーコーチとして最後の契約日だったそうです。今にも泣きそうな顔で、通訳が話し終わる前に席を立ち去りました。

私もあんまり心から喜べないのですが、オールブラックスの聖地であるNZでの開催ということもあって、どうしてもオールブラックスが勝たなくちゃいけないシナリオだったんだと思います! 



月刊NZにも表紙インタビューを飾ったことがある↑ドナルド選手。誰もが決めることが出来なかったペナルティーキックを決めました! 過去にダン・カーター選手が故障の時に時々ABsとして出場していました。でもW杯では捕手としてスタンバイをするも、今までW杯に出場したことがなかった彼。ファイナルでいきなり起用されたドナルド選手。彼のペナルティーキックがなかったらきっと負けていただろう、オールブラックスを救ったのは彼! それ以外のプレーもよくってヒーロー的な注目が集まっています。確かにペナルティーキックの時は、時間もかけずあっさりキックをしておじけついた模様も全く見せていませんでした。

NZは4.3ミリオンしかない人口なんですが、ラグビーレベルは世界最高峰。ダン・カーター選手以外にも素晴らしい選手は一杯いるんです。カーター選手が引き下がったお陰で他の選手にもチャンスが回ってくる。カーター選手が故障したから勝てたんだっていう人がいるくらいです。スタンバイだといつも練習をバッチリ磨いて、一度しか無いチャンスを決めないとまた捕手選手と回されて、でも捕手だから他の国内チームのためにプレーすることも出来ず、年と時間だけ過ぎていく辛いポジションなのです。ドナルド選手、今までの練習成果が実ってよかったね!



ブラッド・ソォーン選手↑は感極まって泣いちゃうし、これが彼にとって最後の国際試合でした。ヌード♥ 試合が終わっても開催されたエデンパークから離れようとする人は誰一人もいませんでした。ずっとお祝いモード♪



↑もちろんリッチーマッコウ選手も昨晩はいつも以上にすごかったです。ボールごとにタックルしていて、「いつの前に?!」と思うほどいつも最初にボールに向かっていく素晴らしいプレーを見せていました。 ABsとしての100回目テストと昨晩のW杯優勝の時に着ていたユニフォームは自分でとっておくんだとか? さすがにここまでの歴史ある試合に着たユニフォームは、記念に持っておきたいよね。



今日のNZは労働の日で祝日。朝までどこもパーティーで眠らずに飲んで騒いでの大祭♪ パブはきっとものすごい儲かったんだと思います! 昨晩コートニープレイスで飲んでいた人はたくさん! ものすごい盛り上がりでした。

6時のニュースも昨日の試合、インタビュー、パレードとオールブラックス一色。他のニュースもそっちのけでした。今夜はオークランドでIRBアワードがあって、その中継もやってました。



↑ノヌ選手とウエプー選手。

オークランドではオールブラックスの勝利パレードが行われました。200,000人のファンが集まったそうですよ。ウェリントンにもパレードに来てくれるらしく、水曜日のラムトンキーでオールブラックス・2011年W杯優勝パレードが行われます。私も見に行こうかな♪

NZでW杯が行われる前は、「こんなに小さな国がナショナルゲームを開催するだけのキャパシティは無い」と非難されてきましたが、今回のW杯でNZでも世界大会を行える力があることを世界に見せつけたと思います。海外からやってきていたラグビーファンを暖かく優しく迎えたところもたくさん評価されたようです! みなさんお疲れ様でした!

英語のみですが、キウイにとってオールブラックスW杯優勝についてのインタビューはこちらのリンクから見れます。キウイアクセントをお楽しみ下さい♪

そして歴史的優勝を果たしたオールブラックスを祝うウェリントニアン。昨晩のコートニープレイスも模様はこちらからのリンクからご覧になれます。

In the Changing Rooms as All Blacks Win World Cup
W杯カップをNZに連れ戻したオールブラックス。試合直後の控え室でも模様↓


All Blacks celebrate narrow W.Cup win over France
W杯決勝後、フランスとオールブラックスファン


ウェリントンの飲み屋街エリアであるコートニープレイスではオールブラックスのファンによるハカが始まる↓


昨夜のコートニープレイス、少しフィーバーが落ち着いた頃の模様。


All Blacks vs Australia 2011 - Rugby World Cup
日本のみなさんでラグビーのルールを知らない人はたくさんいると思います。ちょっとセクシーでオジーとオールブラックスチックなビデオクリップを参照にしてみてください!笑 2019年には日本でもW杯開催されるんですよ!予習しましょう♪


Rugby World Cup 2011 - All Blacks Victory Parade in Auckland
ABsのインタビュー付き、キウイアクセント付きです♥


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