昨夜地震がありました

昨晩南島のピクトンという小さな町の近くで地震がありました。震源地60キロ、M5.7。　かなり大きくてウェリントンでもかなり揺れました。

ピクトンは南島の北方位置していて、ウェリントンから南島へ向かって毎日何便もでているフェリーが到着する港町です。

マーボロ地方でこのサイズの地震は1966年以来。ニュースでは今のところあまりダメージもなく、ウェリントンの自然電気会社、Meridianエナジーのビルがちょこっと曲がったくらい。震源地が深かったことに幸い、大きな事件もなさそう・・・？　でもウェリントンの街中に住んでいる友達は、サイレンが鳴り響いていてしばらく止まらなかったといっていました。

私はというと、家でクリケット観戦中・笑。（テスト試合は最高5日間に渡って行われるんです。）　ポポはベッドで昼寝。小さな揺れもなくいきなり激しい早い揺れ、あんまり覚えていないけど大きなゴゴゴーという音もしたような気もします。すぐ収まるかと思ったけど止まらなかったので、ポポもさすがに目が覚めて起き上がりました。　それを見て私も、「あ、これは念のため準備をした方がいいかも？」と、玄関から一番近くの柱の下に二人で立った瞬間地震は収まりました。

緊急バックと水タンクは準備しているので、心なしか安心でした。ウェリントンは地震プレートのすぐ真上に位置するので、いつ地震が起きてもおかしくない場所。緊急バックや水タンク、もし地震が起きて連絡取れなくなった時のために、ポポと二人で待ち合わせする場所などは決めてあります。

「地震が心配だから住まなきゃいい」みたいな意見を以前いただいたことがあるのですが、人生何があるかわからないし、どこの国にいても交通事故や病気で亡くなるかもしれないので、NZに来たから地震で不幸な目に必ず遭うというアイディアは、なんとも腑に落ちない哲学だなぁと私は思います。NZは緑あふれる美しい、そして過ごしやすい国。キウイもフレンドリーな人が多いし、私はこれからも住んでいくと思います。