2011年12月10日土曜日

トレッキング - Jans Hutt ジェンズ小屋を目指せ! 2



正解は「歩いて渡る」でした! ジャブジャブ。



Jans小屋へ行くにはどうしても川を渡らなくてはいけません。でも橋がないんです。川渡りをしなくてはいけません。

そこでわれらのラクダ・・・、あ、いや、ポポ登場! ポポがジャブジャブ川岸へ最初に渡ってかばんを置いていきます。そしてまたジャブジャブ歩いて私たちを迎えに来てくれました。



そしてポポ必殺、おんぶ! もちろん母親もポポにおぶってもらい、川渡り大成功♪ 最初の日は水かさがポポのひざまでありました。



川渡り用の靴を持って登山に出かけるキウイもいるんですが、ポポはできるだけ軽量にこだわっているのと、ファーム育ちなので靴が濡れても、「乾くから大丈夫。」

水はけのいい靴を探して見つからないから、安い靴の裏に2つ小さな穴を開けてしまうほどです。



ポポのおかげで無事、3人とも川を渡ることができました。



川からJans小屋までこれまたモッサモッさした茂みの中へ入って行きます。



ぷーん、と「森」の匂いが漂う道をどんどん奥へ行ったところにJans小屋はあります。



環境庁(DOC)からもらった暗証番号を入れてドアを開けます。



小屋に着いたポポはさっそく暖炉に火を入れる支度を始めました。この小屋には本当、何でも揃っていて、外には山盛りのチャーコがつまれていました。 もちろんほかの人のために悪用はいけません。



最初は小さな木などを使って火をおこしていきます。



この暖炉に火がつけば、後ろに設置されている水タンクのお水が温まり、シャワーが浴びられたりお湯でお茶碗を洗ったりもできます。 暖炉のすぐ上にお鍋を置いておけば、そこでお湯も沸かせます。



そして夜9時ごろ。だんだん暗くなってきました。リビングに大きなキャンドルを3本つけてありましたが、やっぱりかなり暗い。

ヘッドライトを頭につけてお料理したり、歩き回っていました。それがまた楽しかったけど!




暖炉の上でもお湯は沸かしていたのですが、料理はやっぱりコンロで。ポポと母親にはワインとチーズで待っていてもらって、私が作ったのはカレーうどん♪

簡単だし、疲れた体に満足感を与える食事です。 次の日のために、体を準備することは安全につながる大切なステップ。 NZにはレトルト食品なんてないので、カレー粉やジャガイモ、にんじん、たまねぎを持っていってJansHuttで作りました。 普段はこんなに重たい材料は持って歩かないけど、今回は特別にポポが持ってくれたので実現!



ただこの後問題発生! どれだけ小屋が寒くなるかあまる想像できなかったことと、ポポが私の母親がどれだけ寒がるか予想できなかったことに、ポポが寝る前にチャーコを継ぎ足して寝たところ小屋が蒸し風呂のように熱くなって寝れなかった・笑。

疲れていて寝たいのに、熱すぎて寝れなくて、母親はドアを開けて涼む羽目に・・・。ポポはガーガー寝てました。 普段は蒔きを使って暖炉を起こすのです が、チャーコは暖炉で使ったことがなかったので感覚がわからなかったようです。良かれと思ってやったことが反対に迷惑だったみたい。笑 ごめんね。

あたしも熱くて寝れなくて、母がドアを開けてくれたので涼しい風が入ってきて気持ちよかったです。


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2 件のコメント:

  1. やっぱりRimutaka Forest Parkに行ったんですね。行ったことがあるとはいえ、我ながら何週間か前のサマーさんの車の写真だけで当ててしまったのは驚きました。

    小屋はそんなに設備がそろっているんですね。私たちはサマータイムが終わる直前くらいの時期に日帰りで行きましたが、小屋に泊るという人たちが半年前に予約してようやく取れたと言っていましたから、サマーさんもだいぶ前に予約押さえていたのかな?街からあんなに近いのにいいところですよね。

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  2. Yusuke さん
    きっと週末に歩かれたんですね。JansHuttは1週間ほど前に予約しました。週末はトレッカーが多いので、平日はガラガラでしたよ。夏場ややっぱり込みますね。JansHuttやウェリントンからだけでなく、NZはすぐに自然へ入れる環境がいいですよね。

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