2011年12月12日月曜日

トレッキング - Jans Hutt ジェンズ小屋を目指せ! 3



おはようございます! JansHuttもこれでおしまい。9人泊まれるっていうことで食器の量や、鍋の数がすごい! キッチン用具はとにかく豊富でした。おたまやポテトマッシャーまであったし、ちょっとしたものも全部揃っていました。ただ包丁は全然切れなかったけど・笑。

まるでモーテル並みなこのJansHutt、山小屋ではまるでホテルレベルなお泊りをすることができました。家族連れ、特に子供連れにはお勧めです。ウェリントンからもちかいし、2時間半ぐらいでついちゃいますからね。



泊まったら必ず記帳しましょう。これは「記念として」ではなく、「念のため、安全のため」です。みんなの名前と、これから何処へ向かうのか記入します。万が一遭難した時には、この記帳録もチェックされるからです。

ポポが山登りへ出かける時には、泊まった山小屋以外にも小屋で休憩をして、その時に記帳録を残しています。



JansHuttには、ほうきみたいなブラシも用意されているので、最後に感謝の気持ちをこめて次の人のためにJansHuttを掃除しました。お茶碗ももちろん洗って、バンクのマットレスを上げたり、椅子を全てまとめたり。 みんなが綺麗に使って、こういった山小屋もずっと続いて欲しいな。



JansHuttを後にすると外は小雨でした。最初はちょっと残念だったけど、外に出て心は早代わり!緑が生き生きとして、とっても綺麗でしたー!



恵みの雨というのはこんなことを言うんですね。



昨日までの景色とは全く違って、一つ一つの緑が濃く、びびっとした生き生き感がたくさん伝わってきました。



↑このモサモサ感が好き♪ 彼は熱がりなのでポポは相変わらず半そで半ズボン。 いつもはicebreakerのTシャツを着ているけど、それでも熱いらしいので違うブランドの山シャツを今回初めて着てみたのですが結果、「いつものペースで歩いていないからわからないけど、なんだか臭い。」

icebreakerはやっぱり臭わないところが、こういったところで発揮する模様。



↑↓NZの代表植物といえばファーン(シダ植物)。





JansHuttを降りてくると川があるのですが、雨が横殴りに降っていました。白っぽいのは雨。



もちろんおんぶして渡ります。 雨降ってるから水かさが多いかと思ったけど、実は晴れていた前日より少なかった。朝だったからまだそんなに増えてなかったようです。



じゃじゃーん☆



NZの好きなところはこの自然。緑がほんと多いところ。



何処へ行ってもすぐに緑に触ることができること。ちょっと街の外へ出れば羊や牛は放牧されているし、ちょっと行けばブッシュウオーキングにも手軽に出かけられます。




ちょっと雨が降ったおかげで緑の表情が全く違う。自然って面白いね。ちょっと振り返るとまた違う表情。



森の中なので風もなく、ちょっとの小雨なのでかなりの写真日和!



ママさん、すんません。2時間の道をちょくちょく立ち止まって、結局4,5時間もかかっちゃいました。テンポよく歩けなくてごめんよ~。



でもほら!↑こんなかわいい写真も撮れるわけだし!






黒い木の根っこが男らしい。小雨に濡れてピカピカ光っていました。




小さな緑も恵みの雨や太陽を求めて頑張って生きている。








私がだらだら歩いて写真を撮っていたので、みんなの体はだんだんと冷たくなり、お昼が過ぎていきました。あとちょっとで駐車場だけど、ここらでピクニック♪

暖かいスープやインスタントヌードル、チーズにクラッカーなどをほうばってランチタイム☆ ふわふわな自然カーペットの上で、早速お湯を沸かすポポ↑  外を歩いていて暖かい飲み物が飲めるのは、体が温まるだけじゃなくて精神的にもほっとします。



昨夜の見切れなかった赤ワイン。封開けして時間がしばらく時間が経っているので、ちょうどいい酸素が混ざってとってもおいしかったです。 NZワインがもっと世界に広まればいいのにな。









あ、駐車場が見えてきた。なんだか嬉しいような悲しいような。NZの自然マジックはこれで終わってしまった。



私たちが途中まで登ったMt.McKerrow、実はこの辺りは野生のキウイが生息しているんです。 ↑キウイマークが見えるかな? キウイは夜行性なので、昼間はほとんど出会うことはないんですが、実はキウイの声を夕方頃聞くことができました! 母は「なんか女の人の声みたかった」。確かにあたしが思っていたキウイの声とは全く違ったのですが、ポポは「キウイだよ。」と。

2,3メーターほどかなりの近距離からの鳴き声だったのですが、姿を拝見することはできませんでした。でもそのあとも聞こえたりして、貴重な体験。



キウイは繁殖量が少なく飛べない鳥なので、普段は動物園や環境庁DOCが指定したペストフリーな島、カピティ島やスチュワート島などにしか生息できることがあっても、ポッサムやねずみが住んでいる野生の山ではほとんどいません。でもこれだけのキウイが過ごせる環境が整っているのは、The Rimutaka Kiwi Projectのおかげ。http://www.rimutakatrust.org.nz/projects/kiwi.htm

こうやって人間の手で、人間が犯した生態系汚染を少しでもなおそうと活動しています。 このエリアは犬禁止なので、絶対に犬連れはやめてくださいね。

途中たくさんのポッサム罠を見かけました。私は見なかったけど、ポポがポッサムが捕まった罠を見たそうです。最近の新しい罠は、木に白いプラスチックみたいなものが取り付けられていて、そこからポッサムの好きな臭いを発する蜜が塗ってあります。そこにポッサムが顔を突っ込んだとたん・・・!と、いう罠で、頭は白いプラスチックのカバーで覆われているので顔は見えないのですが、木から体がだらーん、とぶら下がっているのを見たそうです。ううう。いやいや、でもポッサムに同情はいりません。

もちろん山歩きで自分が持っていったごみは持ち帰り、もしごみを見かけたら自分のものでなくても持ち帰りましょうね。


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