Wellingtonian Designとアイスランドの噴火

ウェリントンはなかなかオシャレなデザインが多い街。（一応）NZの首都で、でもNZで一番大きな都市はオークランドで。まるでオジーの首都キャンベラみたいな存在。首都なのに人口は国内で２，３番目。（最近はクライストチャーチの方が人口が多いみたいです。）



メジャーなデザイン学校が２つあって、”２つしか”とお思いでしょうが、NZに国立大学はたったの７つ（のはず）。２つもあればたくさんなんです。　デザイン会社も沢山あって、アートギャラリーや南半球で最大級の博物館もウェリントンにあります。



オークランドでも買い物はできるのですが、やっぱりNZのブティックはウェリントンで買い物するのが一番かも？　世界ブランドものはやっぱりオークランドなのですが、ウェリントンデザイナーが多く集まるのはウェリントンのような気がします。



この写真たちはウェリントン空港にある通路にあるデザインで、どれもこれもおしゃれなものばかり。このバスなんて、ウェリントンバスがいろんなデザインに描かれています。実際バスには基本的な黄色もありますが、それぞれ広告に沿ってバス全体が広告になったりするものまであるんですよ。

日本にもありますが、ウェリントンのバスはお腹部分ではなくて全体にペイントされます。



そうそう、アイスランドで火山が爆発して大変なことになっていますが、経済損失がものすごい額になっているようで心配です。航空会社だけの損失は1日あたり2億ドル。そのほか政治、農業、スポーツ、旅行会社などなど例をあげたらきりがありません。郵便やさんは大変なことになっているんでしょうね。

あんまり考えたくありませんがドナー提供を待っている人や、不幸でなくなった方々、病気で海外の病院へ転送しなくてはいけない方々、ヘリコプターで緊急を要する状況などなど、どうしても空路が必要な事情ケースを考えるとぞっとします。



ニュースでは「前回１８２１年に噴火した際は、２年間活動を続けた。」や「欧州域内では第2次世界大戦以来最大の航空網の閉鎖」なんていう記録的な影響を世界中に与えています。



最低あと１週間ほどは灰がヨーロッパ空中を漂うようです。早くおさまるといいですね。

ちなみに私のマネージャーはアメリカ・ポートランド市へ今日旅立ちました。「ヨーロッパ行きたロスでお泊りでなくてよかったね。」なんて話しながら出かけていきました。そのほか上海出張ででかけたグレン。「香港でなくてよかったね」なんて。ロスと香港は、よくヨーロッパ線の中継地点なので、みんな足止めをくらって宿泊施設が満杯のようです。



空路がだめなら電車で行こう！なんて思う人々は少なくなく、ヨーロッパ全体の電車線も満席のようです。



ニュージーランド航空のヨーロッパ行きのフライトは全てキャンセルになっているようですし、「キャンセルしたい人は全額かえします」と告知がホームページに載っていました。



アイスランド人はこんなに大きな噴火があっても結構落ち着いて（のんき？）に構えているそうです。確かに自然現象が多い国なだけにそこで農業をしている方たちには毎度のことなのかもしれませんね。家畜や農作物を守る方に専念しなくてはいけないし、彼らにもものすごい損害になるんでしょうね。



あ、そういえば、現在ヨーロッパ訪問中であるNZの首相・ジョンキー、この噴火によって飛行機で飛べないことがあるからタクシーで次のアポへ向かったとか。タクシーに支払った金額なんと７千ユーロ！！　本当か嘘かはさだかなのですが、同僚が今朝のニュースで見かけたといっていました。

どうしても行かなくてはいけないことはわかるけど別にタクシーに乗らなくたってレンタルカーもできなかったの〜？７千ユーロってきっとNZ$10,000.00（70万円）もするんだと思います。せっかくの税金をタクシー代につかってくれちゃって〜。なんだか負に落ちないぞ〜。

でもアメリカでオバマ大統領と面談があったとき、うちの会社のトップを2つプレゼントしたんだとか？　マーケティング部が先週発見したところなので詳しくは分かりませんが、今のところわかっているだけで黒と紫のトップをプレゼントしたのだとか。ジョン・キー首相いけてるよ〜、でもうちの会社に電話1本くれればちゃんと用意したのにね。







ちなみにこの壁画たちはJetStar側、MOJO（コーヒー店）がわの通路にあります。



これはおまけ〜。下着コーナーのところにあるシャンデリアのようなライトが素敵だったから。