2009年2月15日日曜日

小旅行・マースタトン&グレイタウン

今週末はバレンタインデー週末ということで、ポポと一緒にマースタトンへ行ってきました。ウェリントンからたったの80キロほどでいけるのですが、途中山道などあって1時間半ほどかかります。

マースタトンに行く途中、湖が見えて、「なんだろう?これ。」と思った瞬間、ルックアウト(見晴台)の看板が見えたので立ち寄ってみることにしました。

首都・ウェリントンやウェリントン郊外、アパーハット(UpperHutt)とロアーハット(LowerHutt)の水が枯れてなくなった時のために、アパーハット郊外に水貯があります。かなりの大規模に用意されていて、正直びっくり。



見かけは湖?と思ったのですが、深さはかな~り深く、ビル5階分の深さ(16メートル)があります。ウェリントンにあるCakeTin(ウェストパック・スタジアム)の3倍以上の水量、3,000億リットルが溜まっていて災害のために用意されています。水が枯れてしまっても、この水でウェリントンからアパーハットまでの国民が20日間以上過ごせるほどの量だそうです。



しかもこの水、1954年から始まったそうで、1980年から1987年の間に改良もされていて、水の質がNZ健康庁の基準に見合った水質だそうです。



ダムは良く見かけますが、湖式ということは今まで見たことないスタイル。この湖タンクが二つも用意されていて、過去に何度も災害があったんでしょうね。この水管理はもちろん市役所が行っていて, 詳しくはグレイターウェリントンウェブサイト (http://www.gw.govt.nz)でいろいろ詳しくかいてあります。(英語のみ)。



このルックアウトは、アパーハットの終わりの方にあるキーススプレイ・メモリアルルックアウトといいます。ウェリントンの方からアパーハットに向かっていくと、左に水貯が見えるので、そのあとすぐ看板が立ています。ちょっとした休憩にちょうどいいですよ。



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