2010年2月7日日曜日

水玉アーティスト・草間彌生



今日やっと行ってきました!(笑)



以前からブログ宣言をしていた、水玉アーティスト、草間弥生のExhibition! 去年の9月から半年ほど開催されていたこの水玉個展、今日が最終日でした。



私と同じことを考える人は沢山いて、最終日にぎりぎりやってくる人はこの通り。ずらりと並ぶ大行列でした。(汗)

衛生・セキュリティー・安全のため、一度に200人までしかお客さんをギャラリーに入場させないんです。



朝寝してしまった私たち、もっと頑張って朝起きればよかったなぁと後悔しても遅し。頑張って並びました。たぶん45分近く待ったと思います。待っている間そんなにつまらなくなかった理由は、チャイニーズニューイヤーで小さな中国系の子どもたちが踊っていました。



彼女たちがいなかったらものすごく時間が経つのが長いと感じただろうなぁ。




このチャイニーズニューイヤーは来週末も開催されます。詳しくはこちらをご覧下さいね。



話は戻り、ギャラリーの中はもちろん撮影禁止なので写真はありません。

とっても楽しかったですよ〜! 正直言えば、思ったより中が狭くて残念でしたが、水玉のお部屋はまるで子供部屋みたいで、楽しくてウキウキでした。ギャラリー鑑賞でニコニコしたのは初めてかも?



草間弥生アーティストが若い頃ニューヨークへ行った時の作品などもありました。1957年に渡米したそうです。そのころの日本では、ちょっと変わったこのセンスが認められなかったそうで、葛藤もあったそうです。

幼い頃から幻覚や幻聴を観る病気に悩まされ、その病気が悪くならないようにいろいろデッサンや絵を描いていたそうです。

ビビッとした作品には驚かされましたが、あの時代に海外へ行くだなんてものすごい決心と頑張りが必要だっただろうな。



草間弥生公式サイト
草間弥生Wiki
CityGalleryWellington



人数入場制限があったおかげで、中に入って鑑賞する時もいそいそガヤガヤ観ることもなく、自然とゆっくりあせらず鑑賞できたことが良かったです。待ったかいがありました!



そしてNZの月はこんな形をしています。ヒゲも生えてます。



帰り道、お腹が空いたのでSatayKingdamで腹ごしらえ。安くて美味しくて早いの3秒し揃ったダイナーです。ここのロティがモチモチして美味しいですよ〜。



注文した後にきづいたマッスル。そういえば貝は魚介類だわ〜、と結局マッスルは食べず、カレーや野菜のみ食べました。ポポは野菜カレーを注文。




記念に草間弥生アーティストの本も購入・65ドルとちょっと高いかなぁと思ったけど楽しかったのでお持ち帰りしました。



ちょっとだけお見せします。(こんなのいいのかな?)



私が一番好きだった作品。鏡と水を上手く使った作品でした。中に入ると小さく歩るけるスペースがあり、その周りに水が溜まっているんです。天井も壁も鏡が敷き詰められていて、天井からクリスマスライトのような電気がつりさがっているんです。

素晴らしかった〜!

一組一組制限して入るので、自分たちだけの世界を楽しめることができるんですよ。素敵。これには感動で、本当に宇宙にいるようでした。キラキラ光る世界。水玉アーティストは、いつも世界がこんなふうに見えるのかな?



こんなカワイイ水玉が入った鏡部屋にも入りました。たったの1,2分しか入ることを許されないのですが、ファンタジー溢れる子供部屋。周りが鏡だらけで、私たちが何重にも見えるんです。キラキラ楽しい宇宙スペースでした〜♪

日本では、iidaという会社が草間弥生デザインの携帯電話を発売しているそうですよ。

彼女の宇宙へのメッセージが入ったビデオを見たのですが、やっぱりユニークでした。あのくらいハイセンスで自分の信じる道を貫くくらいの信念がないと、世界をひっくり返すほどのアーティストにはなれないんでしょうね。

彼女の強い信念と哲学、アーティーは女性の私からみてもとってもカッコイイ。

私は、永住権のために大学でコンピュターサイエンスと情報システムを専攻して仕事もIT関係に進みましたが、高校時代を思い返せば、アートか書道・調理関係の道に進みたかった私。大学の後はずっと仕事仕事の毎日で、なんだかアートの世界が懐かしく思えた一日でした。「あぁ、私ってやっぱテクノロジーよりクリエイティブでアートなエリアが肌にあってるな。」



今年3月で81歳になる彼女、もっともっと素晴らしい作品を世の中に出し続けて欲しいです。


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4 件のコメント:

  1. うわー行ってみたい!NZの人、うらやましいなー!
    アーティストの名前は知らなかったのですが、作品をみて、「あー!この人かぁ!知ってる!」ってなりました。
    ほんと、今81歳になる人が作り出したっておもうと、その感性すごいですよね。

    それと、NZの月って中空洞なんですねーひげがあるなんてーーー(棒読み 笑)

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  2. とうとう行ってきたんですね!
    最終日ギリギリに行くってところがSummerさんらしいというか何というか(笑)。
    それにしてもすごい行列でしたね。
    私のお気に入りは、黄色と黒の水玉の部屋とそこに通ずる鏡の廊下。蛍の部屋も捨てがたいなー。
    私も、もう一回くらい見に行きたいと思ってたんですが結局行けませんでした。日本に帰国した際に、機会があれば彼女の作品を見にいきたいと思ってます。

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  3. emiさん
    ほんとよかったですよ~~。ウェリントンに見に来てクダサーイ!って叫びたくても、もう終ってしまったのでどうしようもないのですが。ははは。でも月は見に来る価値ありです。

    水玉アーティスト、いつかパースでも個展が開かれると良いですね。私はアーティストも作品も存じなかったので、今までしらなかったことがなんだか存した気分になりましたー。なんでもっと早くしっておかなかったんだって。日本でもいろいろやってるみたいなので、一時帰国のときに彼女のサイトでチェックすると良いかもしれませんね。 もう一回いきたかったなぁ。

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  4. Swainyさん
    はい、ギリギリでした。(笑) せっかくブログで紹介しても終ってしまったんじゃなんにも紹介にもなってないですね~。
    黄色と黒の水玉部屋も楽しかったです~!うきうきでくるくる私走り回っていました。
    もう一回あのキラキラしたお部屋に入りたかったのですが、ものすごい順番待ちだったので、諦めました。東京や大阪、長野など、しょっちゅう個展は開かれているみたいなので、私も帰国する時に日程をチェックしていきたいと思います。

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