思いやり花束とカード

今日から仕事始めでした。実は仕事に戻るのがなんとなぁ〜く嫌な感じだったんです。ポポにも昨晩「明日から仕事にいきたくなぁ〜い。」って、つぶやいていたくらい。なんだかまだちょっとそんな気ではなく。ふぅ〜む・・・。

でも今朝、うちのマネージャーが花束をプレセントしてくれました。これにはビックリ。正直彼はこんなことするようなタイプだとは思ってなかったので（ごめんアンドリュー）。驚きましたが素直に嬉しかったです。アンドリュー、ありがとう。

何も声をかけてあげられないけど、お花という形で気にかけてくれてくれました。

この花束は家にもって帰らず、仕事場のデスクに飾ったままにしておこうと思います。家よりデスクにあった方が見れるので。

この花束は、私の予想を上回るほど案外私の心を癒してくれて、「お花っていいなぁ」とか思いつつ仕事中じぃ〜っと見たり。誕生日や何でもない日にもらった花束も嬉しかったけど、こんな時の花束の方がありがたみが大きかったと思えます。（ごめんポポ）



他にも写真嫌いなジェフからもカードを頂きました。これにも私はビックリ。こんなカードなんてくれるようなタイプだと思っていなかったので（ごめんジェフ）。一応恥ずかしがり屋なので、そぉ〜っと他のメンバーには分からないようにコンピューターの上に何も言わずに置いていきました。

「今開けた方がいいかな？」って聞くと「いつかね。」って、（笑）

他のEasternやWesternでもある文化ですが、いろんなイベントや行事・儀式があったときにカードを贈る習慣があります。誕生日はもちろん、誰かが結婚した時、子どもが生まれたりした時に。そのほか、誰かが病気で入院したりすると「早く元気になってね！」カードを贈ったりもします。

こんな時に、何もできないし何を言ったらいいか分からない。そんな時カードを贈るだけで「君のことを想っているよ〜。」と気持ちを表すことが出来るんだなぁ、とあらためて実感。これも素直に嬉しかったです。ジェフありがとう。

日本だと、みんな気を使って何も言わなかったり、ハグ文化のない国なのでハグもなく、形だけなことが多かったけど、NZのはみんなは「何言ったらいいかわからないけど、みんなも同じように悲しいし、君のこと心配しているよ。」と表現してくれます。どちらも悲しいですけどね。

私もなんて言ったらいいかわからないし、私も相手の立場だったらなんて声をかけたらいいのかわからないと思います。

みんな「ハグしてもいい？」って何も言わずハグして立ち去ったり、何か私に声をかけたいけどなんて言ったらいいか分からないまま会話が終わったり。「ずっとあなたのことを考えてたのよ。」といってぎゅぅ〜っと強いハグをもらったり。ビール仲間のションテルは、フロアの向こう岸からダダダァーっと走ってきてハグしてまた走って帰っていきました。みんな私のことを心配してくれていたんだなぁ、と実感した一日。

それがとっても嬉しくて悲しくて涙はやっぱり出てきます。



昨日の夜、小麦粉遊び大好き人間、ターザン男がクレープを焼いてくれました。あれだけてんこもりのパスタを食べた後に、「ねぇねぇ、デザート食べる？デザート食べる？」ってウキウキしながらクレープを作ってくれました。

中は木ノ実ジャムとクリーム。冷たいクリームと温かいクレープが美味しかったです。そしてこの後も、ポポはまだお腹がすいていてヨーグルトとおかきにも手をだしていました。「ちょ、ちょっと食べ過ぎなんじゃないの？」ってストップをかけようとすると、「え？ほんと？でもヨーグルトだよ？」「うーん・・・。OK。」

日本と比べて野菜の選択肢が狭いNZでは、ベジタリアン料理はどうしても小麦粉分野にころがっていってしまう私たちです。何か満足感のあるベジタリアン料理アイディアがあったら教えて下さいね。