2010年12月15日水曜日

マルイア温泉・後半



マルイア温泉のレストランからは、沢山の緑と山々が見えます。食事をしながら、あぁ〜初めて来たときは山に雪が見えたのになぁ〜。なんて季節が感じられます。

この生き生きとした緑の中をパタパタ飛び回る鳥が!



白いポンポンを首につけた、きれいな青い鳥、「Tui」です! ビールの名前にもなっているこの鳥、歌をうたうのがとても上手なんですよ。私もポポも大好きなこの鳥が何羽も飛び回っていて、いそいそとネクタリンというちょっと甘めの蜜を飲みに来ていました。

驚かすのが嫌だったので遠くから写真をパシャリ! あとで拡大してアップしているのでかなりぼやけていますが、だいたいはどんな鳥かはわかったはず。。?



今の時期、フラットの前にも咲いているこのフラッツの実を食べに来るんです。



最近はマッサージにも本格的になってきて、マッサージ師さんは経験豊富な方がいらっしゃいます。私はマッサージ好きだけど、ポポは「どちらでもいい」という 感覚。でもそんなポポが「強めでよかった!」と喜ぶほど。私もマッサージでさっぱりした気持ちに!あまりにも気持よくて寝ないように頑張るのが大変でし た。(笑)

今回とっても感心したのは、マッサージ台にうつ伏せで横たわったら、床におしゃれな器が置いてあるのが見えました。中には水が引き詰められていて、緑の葉、白とピンクのシロツメクサが浮かんでいたんです。感動〜! 素敵〜! 見てるだけで癒されました。なんて素敵な趣向なの〜♪



最後の最後まで温泉につかって遊んでいた私。ポポは外でフラットホワイトを飲みながら待っていてくれるのがお決まりになってきました。でも夏の時期は蚊や虫が多いので二人とも虫さされにいくつかやられちゃいました。夏の間は虫除けが必要ですね。お部屋にはちゃんと虫除けスプレーが設置されています。(ありがたーい!)

ポポは毎回外湯ばかり行くのですが、私は毎回内湯(大浴場)のみ! 外湯は水着を着なくちゃいけないのですが、大浴場はオプションで水着を着なくていいんです。やっぱり温泉、スッポンポンで入りたい。以前は白人の方は水着を着て入っていて私はちょっと肩身の狭い思いをしましたが、今回は出会った白人の方、全ての女性が裸で大浴場に入ってきてビックリ。 わーお、珍しいと思った同時、嬉しかったです。日本文化が受け入れられたようで。(笑)

外湯と違って大浴場は蚊がいないのですが、小さい窓が網戸なしだからなのか、蚊が入ってきてちょっと嫌な思いをしました。大きな窓には網戸があるのですが、小さい窓にはないんです。小さな窓にも網戸がつく日がきますように。

そしてお湯に浸かりながら外の景色を眺めたいもの。窓はあまり綺麗に掃除はされていませんでしたが、前回より綺麗でした。



おうおう、珍しくポーズをとってくれたポポ。彼、私が写真を撮るのが嫌いなんです。なんでもかんでも写真を撮るのでもう飽き飽きなんですが、私はそれでもパシャパシャ。



コレは足湯。黒いブツブツしたものが見えますか? これがマルイア温泉の温泉花です。真っ黒。ゴミっぽく見えるけど写真が悪いんだと思います・・・。

大浴場にはもっと大きな手のひら半分ぐらいの大きなサイズの温泉花が沈んでいて、とっても神秘的なんです。温泉に入るたびに手ですくって遊ぶのが楽しかったです。 とっても不思議な形。水の中ではフワフワした羽毛のような形なのですが、水からあげるとまるで岩のりっぽい。指先で潰してみると書道のインクがはじけたように墨がでてくるんです。

なんともまぁ不思議なもので、サイエンス的にどこがどうなってお湯の花ができるのか知ってみたいなぁ。ミネラルや温度関係らしいのですが。

これを一杯集めて固形にしてマルイア温泉グッツとしたら売れると思う。「マルイア温泉を持って帰りませんか?」なーんてね。どう?



ネコ!

お湯は毎回違う色。着いた日はかなり透明でお湯の花がチラチラしていたのですが、次の日の朝はにごり湯にお湯の花が浮かんでいました。一度真っ黒な温泉湯にも浸かったことがあるんですが、こんなに色が変わる温泉はマルイア温泉以外出会ったことないです。 お湯が黒いと水着もちょっと黒っぽくなりますが、洗ったら綺麗に取れます。でも白い水着はどうだろう?



実は今回の旅、なんだか不安定なスタートだったんです。出発する日、本当はデイブのフォトシュートに行くはずだったのに、肝心なバッテリーをど忘れしちゃって取りに帰る時間もなく、悔しいけど諦めたんです。そのあと空港へ行ったら自動チェックインできず、「このクーポンを持ってカウンターへ行ってください。」というメッセージ。「なんだなんだ」と思ってカウンターへ行ったら、なんと私たちが乗る予定だった飛行機がキャンセル!

でもさすがAirNZ, ちゃんと違う飛行機に乗せてくれました。しかも一本早い便に。(これはラッキー?)無事ホテルにチェックインした次の朝、CHCHスクエアでドイツソーセージバゲットを食べた後、「じゃぁ行こうか。」と言ってポポがリュックを背負ったとたん変な顔をしたんです。「どうしたの?」と聞くと「蜂を殺してしまった・・・。」 えぇ〜!

そういえばソーセージ食べてる時に、大きなクマンバチがポポのリュックを歩いていたのを見たなぁ。どうやらポポがリュックを背負ったときにまだ蜂さんがリュックに乗っかっていて、飛びたたずびっくりしてグサ!っとポポを刺しちゃったんです。でもときはすでに遅し、蜂さんはポポの背中とリュックのサンドイッチにされて死んでしまいました・・・。は、蜂さん、可哀想。。。 :(

あの時リュックを動かして蜂を降りきっておけばよかった。そしたら死ななくて済んだのに・・・、とあまりにもなげんでいたら、「蜂に刺された僕の心配はしてくれないの?」(笑)あーごめんごめん。「大丈夫?」 ポポは蜂アレルギーではないのでかなり自信を持って「大丈夫」とは言うけど、蜂に刺されてあとでどうかなってもらっても、私たちの行き先は国立公園。薬局どころか電話も通じないところへ行くので心配だったのですが、本当に大丈夫でした。幼い頃何度も刺されたことがあるそうです。。。(蜂の巣をとろうとして)

そして不運はこれで止まらなかったー。いつものレンタカー屋さんまですぐ近くだったので、「重たい荷物を持ってあんまり歩かなくてよかったね。」と話しながら着いたら閉まっているんです。えぇ〜!!

どうやら9月に起こったクライストチャーチ大地震で、市役所から立退きを命じられたようでオフィス移動の紙が貼ってありました。そこから1キロ近く歩かなくちゃいけなくて、重い荷物を持ちながら、結構天気が良くって熱い中テクテクさらに歩く羽目に。

無事レンタカー屋さんに着いて手づきの後、「あんまり恵まれていない旅なんだけど、これから大丈夫かな。」とぼそっと言うと、「もう悪いこと3回起こったから大丈夫だよ。」とこれまた自信を持っていうポポ。「そんなフレーズ聞いたことないよ〜。」

でもほんとそのあとは何も起こりませんでした。こういう時なんだかポポは頼りになります。(ポポ曰く私は心配性らしい。)



(↑もう夏なのに山はまだ雪が積もっている!)

いろんなコトあったけど今回もマルイア温泉、満足な旅でした。ちょうど帰ろうとしていた時間に女将さんにも出会えてよかったです。どうやら客室の模様替えをしているようで、ちらっと見えたのですがとっても雰囲気よさそうでした! 次回来るときには全ての模様替えが終わっているんだろうな。 

マルイア温泉、日本人だけでなくどなたにでもオススメなので、NZに遊びにいらしたときは是非行ってみてくださいね。私たちも又お泊りしにいきまーす♪

女将さんのブログはこちらから。毎日更新していらっしゃいますよ。
http://maruiasprings.co.nz/okami/

マルイア温泉 
http://maruiasprings.co.nz/


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