ストリートニッターと石田ゆり子

フリーマントルマーケットを後にした後は、ちょっと街をブラブラ。するとニット帽などを売っているストリートニッター軍を発見！

編み物大好きっ子と一緒に歩いていたので、もちろん立ち止まる。へぇ〜と眺めていると、「こんにち・・・わ？」と声をかけてくれて、そこから日本語での会話が始まった。



どうやら彼女たちはフリーマントルマーケットのすぐ目と鼻の先で、毎週末編み物をしながら帽子とかライター入れなどの小物を編んで売っているみたい。　編み物大好きニッター３人でほぼ毎週来ているそうな。

この日は雨も降っていて肌寒い日でした。それでも編み物が大好きだから暖かい格好をして、大好きな編み物をしながら通りかかった人と話したり、ストリートを行き交う人を眺めながら楽しんでいるようでした。



私はフリーマントルへ連れていってくれた友達と一緒でした。彼女も編み物大好きっ子。

実はこの日初めての初対面！　待ち合わせ場所にたたた＝＝＝＝っっと米粒サイズの距離から走ってきて、私をぎゅーーーーーーーーっと抱きしめてくれたかと思ったら第一声、

「ちっちゃあぁっぁあああああっぁぁぁぁーーーーーーーーーい！！！」←私のことです。

「初めまして」段階を飛ばして私を快く受け入れてくれたのは、石田ゆり子さん似のemiちゃん。　スラリとしてベッピンな彼女は、石田ゆり子さんとおんなじ透明感ある人だった。でも想像していた通りのユニーク色な彼女でもありました。本人には最後まで言えなかったけど、ちょっと天然が入っているのかもしれない。貴重だ。



石田ゆり子ちゃんが持っていたカバン↑は、編み物好きと見てすぐに分かる感触な生地（？毛糸？）。　通りかかったお客さんが「これいいわねー！どこで買ったの？」と聞かれるくらい。さすが、ニッターの目には同じ編み物系の物にすぐに目が止まるんだね。



↑週末フリーマントルを通りかかったら、マーケットの近くで出店を出しているニッターさんたちのお店に寄って行ってみてくださいー。リクエストしてくれたらカバンでも何でも作りますよーっていってました。ほぼ毎週末、同じ場所に来ているそうです。



この西オジー旅行、実は石田ゆり子ちゃんに会うために行ってきたんです。もちろんカルグーリの友達の家にも行くことや、他にも観光や目的があったけど、正直西オジーはNZからでも遠い。「よし、行くぞ！」っていう踏ん張りがないとなかなか行かない目的地。こっちからだとラロトンガやフィジー、ヌメアへ飛んだ方がパースへ飛ぶより安いから。

すぐお隣オジーなのに、やっぱりオーストラリアは国の前に大陸だからなぁ。ひとつの国といえども大陸はでかい。石田ゆり子ちゃんに会えるーっていうイベントがあったから行動を起こすことができた。



随分前から友達だったけど、こうして面と向かって話すのはこの日が初めて。初めて彼女の声を聞いて、初めて彼女の笑い声が聞こえて、動いている彼女を目の前にして、なんだか初対面なのにそんな気がしなかった。・・・と感じてたのは私だけだったみたい・笑。

彼女は隠れ人見知りで緊張していたようだった。でも一緒に観光したり、食べに行ったり、凝った料理はする時間がなかったけど夕食準備したり、一緒に同じ目的に向かって進んでいくうちに、徐々に私たちの間にあった壁はだんだん薄く低くなってきた。

パースへ行く前から予感はあったけど、やっぱり彼女の独特色は私色と似てるから気が合いそう、会った瞬間に確信した。これからのパース滞在が楽しみだ。