近所のミニトレッキング

今日は２０１０年の二日目。お節料理の残り物を食べている食卓は多いのではないでしょうか？　みなさんはどのようにすごしですか？

私たちも昨日のお節料理の余り物で過ごしていました。天気もなんだか優れなくって家で映画を観たり、片付けたり洗濯物をしたりとリラックスな普段の週末と何代わりもありませんでした。



それでもちょっとは家にいるのが勿体無く感じていた私たち。昨日「明日なにしようか？」「グレイタウンでもいく？」「動物園でもいこうか？ウェリントンギャラリーとか？」と話していたのですが、天気が良くないのにいってもねぇ、と結局家でだらだらしちゃったりして。

夕方頃少し晴れてきたので「散歩でもいこうか？」と二人で近所を歩きに行きました。行った先はいつものバス停の反対側にある丘。２年も住んでいるのに反対側には全然行ったことなかった私たち。ポポが「前から行きたかったんだよね。絶対なんかあるって。」



「行き止まりでなんにもないよ〜」と行ってた私はTake it backすることに。なんだかミニトレッキングするところがあるようです。

「タワタワリッジ」と看板にはかかれています。マオリ語なのでよくわかりませんが、多分地名か人名なのかな？



私たちが住んでいるフラット（米語でアパートメント）は、丘の上なので周りは丘ばかりです。ウェリントン自体丘だらけなので、住宅街の道はどこもくねくね。

近所のすぐそばに、３０分コースと小さくてもトレッキングコースがあるだなんてさすがNZ。



丘のてっぺんから見えるのは、いつもフラットの窓から見える同じ海。クック海峡(Cook Strait)です。ニュージーランドの西側はタスマン海、東側は太平洋で、北島と南島の間はクック海峡で、二つの大きな海峡が交わるポイントでもあります。

ウィキで知ったのですが、北島から南島まで泳いで渡ったというものすごい勇敢な方々もいらっしゃるそうです。ちなみにフェリーが北島と南島の間に毎日何本も出ていて、片道３時間ほどです。フェリーと言っても２，３回だての大きなフェリーなので、天気が悪くってもびくともしないくらいの大船。費用はかかりますが車も乗せることができるんですよ。



小鳥をみつけました。ちょっと遠くてよくわかりませんでしたが、フィンチっぽい小鳥。



こんな小さなトレッキングコースでも一応フェンスの設備がされています。



なんだか遠くに何か見えます。



看板も何も立っていないので、詳しくは分かりませんが、マオリ人と何か関係しているようです。デザインがとってもマオリっぽい。多分昔のマオリの部族と関わっているのでしょう。



ほら、近所の住宅地までこんなに近いんですよ。ここまで多分歩いて１０分位でしょうか？



３６０度見渡すことができます。この場所からは見えませんが、西側の山手にはプロペラ風車の風力発電機が建っていたり、アメリカ軍だといわれている人口衛生の観測所があります。



（いつものことですが）私が着ているトップはどちらもうちの会社のものです。NZのメリノ羊の毛１００％です。重ね着をすると効果アップですよ。洗濯をしなくてもいいので、洗濯物が減ります。（笑）



私の背中にはどんより雲が・・・。やっぱりあんなに晴れていても今日は天気が悪い日でした。雲の動きは早く、私たちが丘に登っている時にあっという間にウェリントンを雲で覆ってしまいました。天気予報では明日は土砂降り。（涙）




後でネットで調べてみると、どうやらCity to Sea Walkway（街から海への歩き道）でした。へぇ知らなかった。私たちが歩いたトレッキングコースの地図はこちらをクリックして下さいね。



どれも同じ写真のように見えますが、こちらはシティに向かっての景色。



ポポが眺めている方向はニュータウン（Newtown)エリアです。




ちょうど私たちのフラットが見えました。左下の茶色の建物がそうです。と言っても下側だけ。上には違うテナントが住んでいます。かろうじて私の車もチラリと見えますよ。　建物の右下がカーポートです。その左側が、おしどり夫婦、ハリー＆マーガレットの家です。



登った後に必ずある下坂。なが〜い階段が作られていました。ということは、帰りにまたこのなが〜〜い階段を登ることになるんですね。



丘の緑でよく見かける光景。私はいつもこれを「ブロッコリーブッシュ」と呼んでいます。樹木の緑が上からだとまるでブロッコリーのようにもこもこだから。緑はいいなぁと思う景色です。



元気なポポは走ってもうひとつの丘まで登っていきました。元気だなぁ。あと二日でホリデーも終わり。みなさんは明日の予定はなんですか？