2010年9月13日月曜日

Photoshoot at Te Papa



また月曜日ですねぇ〜。週末はみなさんいかがでしたか?

私はまる2日間、フォトグラフィーづくめだったように思えます。 フォトグラフィーのナイトクラスを取っていて3週間目、土曜日にフィールドトリップがありました。っていっても行った場所はウェリントンの街中にあるテパパ。

テパパは南半球で最大級の博物館。美術館ではないです。こうみえても6階建てで、やっぱり見ごたえはあります。世界中、そして国内からの観光者はかならず行くほどの観光地で、すべて見るには最低2時間はかかります。(本当はもっと時間を割いてもらいたいけど。)



ナイトクラスの先生と生徒みんなが集まって写真を撮りましょうという2時間。13問ほどのお題を渡されて、そのトピックや設定に合ったものを撮らなくてはいけませんでした。

アパチャーが大きいもの小さいもの、シャタースピードが遅いもの早いものなどなど。



テパパなので、沢山のお題は見つかるし、ひろ〜いので限りなく写真を撮ることができます。テパパは一部をのぞいて一応無料で入れるのですが、募金箱は設置されています。テパパが今日でも入場無料で楽しんでもらえるために、ゴールドコイン募金はしましょうね。

一応撮影はOKなのかな? 何もいわれなかったし、フォトグラフィーの先生も毎回同じ場所でフィールドトリップを行っているみたいなので、みんなテパパでは写真撮ってもいいんだと思います。(たぶん)

でも有料の場所には「撮影禁止」マークがありました。



テパパにはやっぱりマオリ文化あふれるアートが一杯。




このふわふわした羽根が気に入っちゃいました。綺麗だなぁ〜、ウットリ♪ この白い羽は、マオリのワカ(小舟)の脇にくっついていたものですが、普段こんな風にはくっついていないことが多いと思います。ディスプレイ用なのでどれもきちんと手が入っていますが、本物はもっと使いこなされた感じです。



彼、足にもおしりにも彫刻がなされていました。ポリネシア系なのかな? この彫刻にもいろんなストーリーがあるんですよ。意味深い文化表現ですよね。



NZは世界各国の難民を受け入れる体制がとっても整っている国で、毎年たくさんの難民を受け入れています。このコーナーはそんな難民たちのストーリー。心痛むお話や、嬉しくて涙がでそうな現実レポートと写真が展示されていて、とっても興味深かったです。



クラスメイトが帰ったあとも、なかなか納得した写真を撮ることができなかったので、テパパをそのままブラブラ。するとなんだか歌声が聞こえてくるじゃないですか! 階段を早足で駆け上がっていくと、ゴスペルっぽくアカペラで歌っている4人組に出会いました。

彼らはミュージカル・アイランド・ボーイズと呼ばれているウェリントン郊外にあるタワ(Tawa)出身アカペラミュージシャン。2002年にタワ高校で結成された以来、ずっと同じメンバーで歌っているそうです。世界バーバーショップ・ハーモニー大会で第4位!

彼らの歌声は本当に美しくてみんなをあっという間に魅了。コミカルなMCとともに、アカペラ・ワークショップもしてくれての1時間ステージ。もっと聴きたかったのにあっという間に終わってしまいました。

詳しくはここをクリックすると彼らの美しい歌声を聴くことができますよ。http://www.musicalislandboys.co.nz/

こんなに素敵なステージに偶然に巡り合えただなんて、とってもラッキー! 彼らを知ることができて嬉しかったです。きっとご縁があったんでしょうね。今度CD買いに行こうかな?



NZ中のポストカード壁。



コーンビーフ缶でできた牛さん。ムゥ〜〜〜!



ちょっとマイナーだけど、6階までエレベーターで登ると直ぐ目の前にこの黄色と赤の家がみえます。これもアート。こう言うのはいまいちアートだという理解があまりできない私ですが、きっと見る人には分かるんだろうなぁ。




6階からみたフォイヤー。私は高所恐怖症なので、この写真を撮っているとき背筋がムズムズ。ちょ、ちょっと怖かった。

テパパにはカフェがあるんですが、ラウンジもあるんですよ。結構シックで大人びたラウンジで気持よくくつろげます。




壁紙でなくて、絨毯が使われているところが面白いアイディア! 確かに壁紙やペンキを塗らなくちゃいけない!っていう決まりはないですからね。この絨毯のデザインが気に入って写真を撮っているとカフェの店員さんが、「かっこいいよね、これ。」と嬉しそうにいいながら通りすぎていきました。




土曜も日曜もテパパで写真をとりながら、あーでもないこーでもないわー、と頭をボリボリ。うーん。外にも出てみていろんな写真を撮っているときに気づいたんです。私、人が自然に何かしていたり話していたりするシーンを撮ることが好きだけど、風景画ってあんまり撮らないし面白くないなぁと分かったんです。

写真を撮っているとき、自分の撮りたいものっていうのはほとんど分かっているんですが、風景や設定トピックが決まっていて、その通りに写真を撮るのはものすごく難しくてやりにくいことが初めて気づきました。

アサイメント様にとる写真って、きっとこんな感じなんだろうね。絵にならないつまらない写真ばかり撮れました。(苦笑)



シャタースピードが早いと噴水の水もこの通り。すご〜い。こんなの初めて。これはさすがSLR発揮だなぁ。よし、これでシャタースピードが早いものは撮れたぞ!





何か白いものを撮らなくてはいけなくて、思い出した仕事場のマネキン君。会社専門フォトグラファーがラスベガス出張から帰ってきたので、「何か白いものとグレーと黒いものを撮らなくちゃいけないんだけどー。」というと、「白い背景に白い卵を撮るのはかなり有名なお題だよ。」って言われて「そうか!」と思ったけどうちにあるフリーランジの卵はみんな茶色い・・・・。フォトグラフィーのために不健康そうな白い卵を買うのも気が引けました。


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2 件のコメント:

  1. 期待してたけど、それ以上!いやー、すごく素敵。本当に行ってみたいなぁ。いや、いつか行こうって思いました。
    だってサマーさんがリンクはっていたミュージシャンのHPを覗いてみたら、彼らがパーフォームしているのがパースなんです。不思議な縁だなぁって。

    写真だけでもすごーく、好みだってことがわかりました。
    いつか行きますから、絶対案内してくださいね!サマーさん!(笑)

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  2. emiさん
    気に入ってくださって嬉しいですー!きっとemiさんなら興味あるだろうなって思ってました。この写真たちはフォトグラフィー用で、もっとInteractできる遊べるものや、展示品、ビデオなど、とにかく種類やスタイルが豊富なんです。朝一番にいったのに、もうたくさんの人ごみでいっぱいで、私も久々楽しんできましたよ〜。

    わ〜い!emiさんがウェリントンに遊びに来てくれる〜♬ 楽しみだー! emiさんなら全部見て回りたいと思うので、1日分テパパ用に空けといてくださいね。

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