Spending My Time with My Family

日本の朝は、母の煎れてくれるドリップ式コーヒーの匂いから始まります。使いこなされたフィルターカップやコーヒー豆入れ。もう何十年使っているのか。　実家は母がコーヒー好きということで、インスタントコーヒーを飲む機会は全くありません。

あのお湯の入れ方で味が全く変わってしまうので、中々私は自分でできることができないけど、母は「のの字を書くように煎れるのよ〜。」といいます。



母と金沢駅へ行く用事があったので、金沢駅へ。ついでに郵便ポストに入れるものがあったので、金沢駅にあるこの変わったポストへ投函。肌色をしたこのポスト、全然目立ってない色を選んだのはなぜなんだろう？

今回の一時帰国は、毎晩母とポポとスーパー銭湯・極楽湯へ行ってきました。やっぱり温泉っていいなぁ。バスタブが欲しい。



祖父はとっても働き者。1年通して一緒に畑をやって学びたいくらい野菜作り名人な祖父。今何やっているんだろう、と思ってカメラを持って納屋の方へ行くと次の苗畑の準備をしていました。

落ち葉や収穫が終わってしまった野菜の残りや枝などを地面において、その上に土をかぶせていきます。



横から土を一列に被せていくので、土をとったところは祖父の歩く「通路」としても完成。一石二鳥なつくりです。

「こうやってなぁ、下にうまいもんいれておくと苗が喜んで食べるんじゃわい。根も柔らかい地面に根を張りやすいしな。」なるほど〜。



日が暮れて暗くなるまで働く祖父にはいつも頭はあがりません。無理しないで体に気をつけてね。



さてさて、チビスケはポポの膝で何かやっています。



ポポの財布を取り出して全てのカードを取っては入れて、取っては入れてという作業を繰り返しています。この単純な作業が面白いんでしょうね。お手手と頭のいい運動になります。



日本に帰ると必ずやることは沢山あるのですが、その一つに祖母を家のすぐ側にあるPLANT３へ連れていくことです。

PLANT３は大型スーパーマーケットで、新鮮食材だけでなく、洋服屋小物、ガーデン物、電化製品、お酒、薬局、パン屋、ＣＤ・本屋さん、食べ物やさん、マクドナルドなどなど、デパートがぎゅっと詰まった倉庫のようなスーパーです。そこそこの質のものを安く提供してくれているので、日本食買出しにはいつもPLANT３を利用しています。夏場（？）の今は、夜の１０時までやっているので便利です。



足が悪くて中々外に行くこともできない祖母は、毎回私が帰ってくるたびにPLANT３へ行くことを楽しみにしています。最初に祖母の好きな買い物を済ませてから、長く歩くことができな祖母は椅子に座ってもらって待っていてもらいます。

家では見ることができないヒューマンウオッチングをして楽しんでいるそうで、「家におっても寂しいしね。こうやって見とるだけで楽しい。」という祖母は待ち時間も苦にならないようです。

この後はPLANT３にある飯屋っぽいところ（「味久」だったかな？）でご飯を食べたりするのがいつものルートなんですが、今回はランチを食べた後だったのでいけませんでした。でもそこのカツ定食とソフトクリームは美味しいんですよ〜。地元のお母さんたちがやっている食堂っぽいところで、近くの工場の人はここでランチを食べに来るのを良く見かけます。

今回の一時帰国はあまりにも短すぎて、ほんと家族の顔をみるだけで終わりました。次は年末です。（え？はい、また帰るんです・・・。）