2010年7月9日金曜日

Be there or Be square



私はというとキウイパイをむしゃむしゃほうばって観戦。NZに来た頃は嫌いだったこのパイも、今では自分から手を出しちゃうようになりました。

話はちょっとずれますが、海外にでたら誰でも直面する「異文化」「異食スタイル」ですが、よくこのことについて文句を言う方もいらっしゃいます。「これは 間違っている!」とか「おかしいよこれ」など、意見する方もいらっしゃるのですが、「異文化」なので自分たちが育ってきた環境から違う面は当たり前だと思 うんです。

それを頭から「へんだ」「間違っている」とご立腹することこそが、私からすると「それはちょっと違うんじゃないの?」と感じてなりません。

母国を離れてよそ様の国にいさせてもらっているのですから、自分たちが「外国人」であることを忘れてしまってはなりません。現地の方からすると、そんな自 分たちこそが「どうして?何が間違っているの?」と思われるはず。

私は今までこの「異文化」を受け入れられなくて、母国が恋しすぎて帰っていった人を沢山出会ってきました。それはそれでいいと思います。無理して海外に住 まなくてはいいわけだし、家に帰ればビザの心配もいらないし、職種も条件も選ばなくてもいいし、なんといっても家族の側にいることができます。

でも自分の育ってきた環境から違うからって「何々がおかしい!」と文句をいうことは、私個人的には「そんなに異文化を受け入れられないんだったら帰ったほ うがいいんじゃない?」と言いたくなる時があります。母国に帰れば、「正解」なものが手に入るわけだし、文句を言わなくてもいい。

海外に住むっていうことは、「異文化を受け入れる」と言うことも、少しは頭の中に入れてから海外に飛び立って欲しいなって思うことが時々あります。 反対 に、異文化を受け入れて「へぇ~、そうなんだぁ。」と感じられれば「異文化」を発見したり体験することは面白いし楽しいし、また新しい発見があって自分の 哲学も広がります。

皆さんはどう思いますか?


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12 件のコメント:

  1. いつもNZのグチばっかりの人 知ってます。
    何かと比較してばっかりの人 知ってます。

    そんな文化の違いなんて変えられるわけないんだから、
    そこは逆転の発想でうまく交わすなり受け入れるなりしていけばいいのになーって思うときがある。

    こういう方はどこ行ってもグチばっかりだよねきっと。

    ブログ毎日楽しく拝見させてもらってます!!

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  2. はじめまして♪
    毎日、ブログ拝見させていただいています。

    私もNZにはワーホリですが、10年前に住んでいました。
    Chchに住んでいた時、同じ日本人で、「夜、カフェが早くに閉まってしまうから、遊ぶとこなくてつまらない!」といって、NZに来て3カ月くらいで東京へ帰っていった人がいました。
    私も、この人はいったい何を求めてNZに来たんだろう???と不思議でしかたありませんでした。

    私は、食べ物にも全く文句がなく、日本食を1度も恋しいと思ったこともなく、本当に幸せにNZ Lifeを過ごした一人なので、文句を言う方のことが理解できません。
    もちろん、いろいろな問題や、嫌なこともありました。
    けれど、それは日本にいてもあります。

    逆に、私は日本にいながら「NZだと~だからいいんだよ。」などと、ついつい話してしまうため、母や夫からは、「ここは日本です」とたまに嫌がられてしまいます・・・。

    私には、NZのほうがなんだか気分がFreeになって性に合うんでしょうね。

    Wellingtonにも行ったことがあります。
    いい街ですよね。こじんまりしていて。
    写真を見ては、「あの通りにこんな店あるんだ~」なんて楽しんでます。

    私は、Nelsonが一番好きです。
    楽しい思い出がいっぱいです。

    ゆくゆくは、私も日本とNZ生活を半々でしたいなぁ~と考えています。夢です。
    近い将来は、息子(2歳)を連れて、NZを旅できたらと思っています。

    summerさんの情報は重要ですよ~!
    そして、NZでお会いできたら楽しいかも?!

    では、またお邪魔させてもらいます♪

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  3. そうだね~。イタリアに住んでいる日本人の中にも、どっしり根を下ろしている人と、「あ~嫌々、イタリア大嫌い」って言う人と本当にきっぱり2つに分かれるかも。私は、イタリアの好きな部分も嫌いな部分もあるけれど、好きな部分の方がやや多いかな。自分が住んでいる国の好きな部分が見えること、それを楽しめることってシアワセなことだと思う。それは自分自身を好きになることにも通じるのかもね。

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  4. NZに住み始めた頃、いろんな事に違和感を感じていた気がします。
    でも、何だかいつのまにかすんなりと受け入れられていました。
    包丁が切れないこと以外は・・・(笑)
    バッパーのドームに泊まることや、行き当たりばったりや、車で寝泊りしながらの旅、全く知らない人と行動や食事を共にすることなどなど全て楽しさをNZで知りました。

    NZから日本に帰ってきて、何だか狭苦しい思いをしながら生きている気がします。
    早くNZに戻りたい思いでいっぱいです!!

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  5. Rieep さん
    初めまして〜!コメントありがとうございます。オークランド(?)に住んでいるんですね。暖かそう。
    そうですね、ぐちばかり言っている人は何に対しても悲観的でぐちばかり言っているのかもしれませんね。Rieepさんのブログにも遊びに行かさせていただきまーす!

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  6. NATSUKO さん
    初めまして!コメントありがとうございます!毎日遊びに来ていただけているだなんて光栄です。名前も私とよく似ているんですよ〜。やっぱり夏生まれですか?

    お店が早く閉まってしまうことは私も最初のころびっくりしたし不便だなぁと感じました。でも今は反対に日本へ行くとお店が10時や11時でないと開かないところが不便だなぁとおもっちゃったり。(笑)

    日本は賑やかでいろんな便利なものやエンターテインメントが数多くあるので、酪農大国のNZへ来るとやっぱり物足りなく感じる人は多いですよね。「つまらない」と感じて帰っちゃう人は無理していなくてもいいと思います。日本人だけでなく他の国籍の方にもいらっしゃいますよね。

    私もNATSUKOさんのように、日本に帰ると逆カルチャーショックに陥ってちょっと肩が狭い思いや、何にしてもやりにくいことがあったりします。私もNZの方があっているので、私の居場所は日本よりココにあるんだと思います。

    日本を離れてから見える母国のいいところ悪いところはハッキリ目に見えてくると思います。その半年日本、半年NZのアイディア、オークランドに住む友達も夢見ています。どんな仕事につけばできるかな〜?

    もしお子さんと一緒にウェリントンに来る機会があったら是非遊びに来て下さいね!お待ちしております。

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  7. chiho さん
    重たいブログにあそびにきてくださってありがとうございます! NZは特に日本と比べるとエンタテインメント的なものが全くないのでつまらなかったり、食物も特に美味しいところが少ないので日本から来るとなんでも劣った感じなんですよね。でもキウイは家族や人生の方を大切にするので、日本の便利さには劣るけど人生観はキウイの方が私にはあっていると思います。

    日本を出て第三者として見える日本には、私にとっていいところや悪いところがあります。chihoさんも、イタリア人との肌があっていたり、生活スタイルがあっているんでしょうね。

    そうですね、自分自身を好きになることにも通じるのかもしれません!私にとっては新しい考えかも!

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  8. のりさん
    コメントありがとうございます!
    そうそう、私も包丁の切れないカルチャーショックもありました!そのことを言うとキウイは「皿の後ろで磨くんだよ」といってお皿の後ろでシャーシャーと軽く研いでいました。(笑)今では包丁研ぎはかかせませんが。

    バッパーだと世界各国からのいろんな旅行者と出会えますね!日本人でも違う国から来た人も同じなのですが、沢山の人と話すことでいろんな考え方があるんだなぁ〜、とほんと改めて感じると思います。私も語学学校時代はいろんな国籍の友達となって、その友達が友達ネットワークが広がり、大学1,2年のころもほんと、人生観が急激に膨らんで大きくなったことが日本では得られない「宝」となりました。

    NZに早く戻ってきてくださ〜い☆ 一緒にFish&Chipsでも食べましょう。:P

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  9. そうですよね~。べつに「来い」って言われてきているわけでもないのに文句ばっかたれるのっておかしいですよね。「それなら帰ればいいやん!」ってなりますよね。
    それに文句ばっか言ってる人って一緒にいてなんかしんどいですよね~・・自分まで悲観的になってしまいそう。
    自分の心のもちようで随分モノの見方が変わるような気がするし・・
    それでも根本的に海外に住むって簡単な事でないので、しんどくなって帰ってしまう人がいるのは分かりますよね~・・
    うーん話がまとまってないです(笑)

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  10. Yoko さん
    しんどくっていろいろ悩んだり困ったりなんて、海外で頑張っていく上で誰でも何度もあったりすることなので、それはいいんです。でも時々悲観的というよりその違いに怒っちゃう人がいるんです。「バカじゃないの?!」って。

    でも話の内容を聞いていたらどれもこれもNZでは「普通」なことで、それはそれでキウイはみんなそうするし、そのことが好きだったりするんです。でもその「普通」がバカバカしくて「NZの基準が低い」とか言われると私は「基準って何?そんなにてんぱって疲れちゃうよ。」って思っちゃうんですよね〜(のんびりキウイ化・笑)。NZは家族や人生の時間を大切にする民族なんです。

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  11. 私もここは日本ではないので日本と比べて不平不満をこぼしたり、
    同じようなサービスを受けられないからと腹を立てるようなら
    日本に帰ればいいのにと思います。
    人によっては家族で移住してきて、自分一人だけがここの暮らしに馴染めなかったり、もがいている人も知っています。
    私もその一人だったと思います
    昔の私のような人には一日でも早く”異文化”を受け入れられる日がくるといいなぁ~と願っています

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  12. ずっけろさん
    その気持ちよく分かります。異文化を目の当たりにしてくじけたりつらかったりすることはいいのですが、それを「間違っている」と思っちゃう人に時々出あってそれはちょっと勘違いじゃないのかな、っておもってしょうがないです。

    そのジレンマに「異文化」と気づいてくれる日が来るといいな〜、と私も思います。

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