2011年5月15日日曜日

デッサン初心者クラス



カクテルナイトの後は、先週から始まった「デッサンの初歩」のクラスへ出掛けました。遅れそうになったのでちょっと走っていったら、アルコールが汗となって拭きでてきて、席についた後も一人汗だくでした・笑。

でも写真に裁縫に、そして今度はデッサンって何事やぁ〜。なんていう声が聞こえそう・笑。



デッサンだなんてこれまた裁縫と同じで小学校以来・・・。絵の時間などは不得意ではなかった方でした。得意ではなかったですが、他の理数系より好きだった学科。でもそんなことは20年以上昔の話・・。

それ以来落書きさえも描かない私なので、腕の鈍りようには手も付けられないくらい。クリエイティブに才能のある人は、幼い頃からいつも絵を描いているものです。私にはそういうことがなかったので、自分でも絵やデザインなどには才能がないことは分かっているんですが、今からまた少し手を慣らしていきたいと思います!



デッサンのクラスはかなり大きくって、20人ほどいました。みんな初心者が多くって一安心。でもみんなうまくってしかも仕事が早くってビックリ。

いろんなテクニックを教えてもらいました。とにかく今は描いて描いて描きまくることが大事なんですが、最初は違う鉛筆で線を書いてウォーミングアップ。スポーツみたいに絵もウォーミングアップが必要だなんて思いませんでした。

最初はHBとか2B,4Bの違いなどから話し始めます。キウイは鉛筆を使いません。学校でもペンなんです。鉛筆はデッサンやアーキテクチャーなど、デザイン学生でもない限り持っていないと思います。みんな鉛筆の柔らかさの違いで「へぇ〜〜。」っと感心。ここはやっぱり日本の学校と違うね。



他には手を描きました。最初は手だけを見て、描いている紙の上は見ずひたすら想像しながら描くんです。もちろん終わったあとはその結果に笑っちゃうんですが、結果より過程が大切。そして次は実際手と描いている紙を見比べながら描いていきます。



他にはピカソの絵を逆さまにし、逆にしながらみて同じ絵を書いていくという趣向。逆さにすることで、人間という先入観がなくなり、線だけをみて集中できるというもの。

ピカソの見本の絵には、目印として十字の線が入っているんです。デッサンの紙にも同じように十字の線を引いて、見本とその線を見比べ、何処から線が始まっているかとかどこで線が終わっているか、その距離感もチェックしながら描いていくんです。

この方法はなんとなく簡単だった私♪ 幼い頃書道をずっとやっていたので、その「目」はちゃんと覚えていました。書道でも紙を折って、見本を隣において、ちょっとずつちょっとずつみ合わせて観察し、見本そっくりに描いていきます。細かな観察力があってよく見えまるんです。



デッサンをする人に二通りのタイプの人があるようなことを発見しました。ひとつは私みたいに一線一線のラインをキチンと描いていくタイプ。線は一本で細い。もうひとつはシャカシャカいちいち線の間違いを心配せずどんどん描いていくタイプ。線が太くなります。

私はシャカシャカ描いていくと何処に線を描いたか分からなくなってしまうことと、不自然に鉛筆が動くので次何処へ行ったらいいの〜〜?って戸惑ってしまうタイプなんです・笑。



この壁の作品はウェリントン高校生。高校生なのにレベルがたか〜〜〜い! ↑この赤と黒のデザインはマオリデザインです。

NZの高校生って案外デザイン関係に強いんですよ。オークランドの高校生が描いた絵画や写真がカレンダーになったのをみたこともあるんですが、プロ顔負けの上級者。かなり本格的に教えてもらっているようなのか、才能溢れる子どもが多いのか。みんなクリエイティブで上手だなぁ〜。



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6 件のコメント:

  1. すごく楽しそう!クリエイティブな事をしている時って時間を忘れますよね・・・。お裁縫クラス、フォトグラフィー、デッサン・・・一本ずつの糸がどんどんと紡がれて夢に向かっていくようですね!今日は雨なのでクリエイティブ日和ですね★

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  2. kumi さん
    デッサンはもっと前から初めておけばよかったなぁ、とちょっと後悔していますが、頑張ります!
    とりあえずちょっと休憩(笑)。

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  3. デッサンってできる人憧れちゃいます。
    こういうコースに通えば上手になるかもしれませんね。ぜひ「習う前」と「習ったあと」の比較ブログ記事期待してます(笑

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  4. マシュー さん
    コメントありがとうございます!
    コースといってもたったの4週間だけなので、デッサンは毎日やらないと上達しないし、こんな短期間で上達はしないと思いますが、比較ブログができたらやってみたいと思います。

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  5. なんだか本格的!!
    ちょろちょろっと適当に書いている私とは大きな違いがある。

    こういうクラスがあるのっていいね!
    授業料はどのくらいなのかしら?

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  6. みくすさん
    デッサンだからね。絵の具とか油絵とかっていうんじゃなくって、茶ーこーペンシルとか4B鉛筆で絵の基本を描いていくことのみ。英語じゃLifeDrawingっていって、ようはヌードとか描いたりするの~。

    授業料はコースによってまちまち。時間も週回もバラバラだけど、デッサン初心者コースは1セッション2時間を4週間で105ドル。6~7千円ほどだよ。前までは政府がサポートしていてこの半額ぐらいだったんだけど法律が変わったの。それでも誰でも入れるから手軽だよ♪ 一緒に行きたいねぇ~!

    http://www.cecwellington.ac.nz/

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