カリブ海がやってきた！ 2

NZの国旗に近いシルバーファーン。AllBlackのこともあって、NZのナショナルチームは「Black」がいつもついています。クリケットの「BlackCaps」、バスケットボールの「TallBlacks」、ホッケーの「BlackStick」（だったっけ？）。

私が観にいったクリケットはOneDayMatch（1日戦）でした。クリケットの詳しい内容はまた明日。

これはイニングの入れ替わり、フィールディングの直しと、選手の休憩時間に選手が練習していた模様。これはBlackCapsのキャプティン、ダニエル・ヴィトリ。若くして18歳の時にBlackCapsデビュー！ （1996/1997 ）。クリケットは他のスポーツと違って、経験が必要なスポーツなんです。キャプティンになってからボーラーとしてさらに活躍している素晴らしい選手です。



一番手前に立ったいるのがWestIndiesのキャプティン、クリス・ゲイル。ドレットにダイアモンドのピアスをして、とっても長身なかれ、男前で素敵なんです。（笑）しかもいつも冷静を保つキャプティンとして相応しい雰囲気。チームの中で一番のバッティング力がある選手です。AllRounderで投手としても活躍します。



クリケットは試合のスタイルによりますが、なんせプレー時間が長いのです。私が観にいったOneDayは平均8時間。（笑）テストマッチになると、なんと5日間（！）に渡って試合が行われます。この信じられない時間は、私にはその分ずっと楽しめていいと思うんですが、「長すぎてつまらない」という人もしばしば。キウイでさえ、「クリケットはつまらない」とおっしゃる人は沢山います。なので女でしかもアジア人の私が、これほどクリケット狂なのでキウイたちに不思議がられます（笑）。

ルールがとても複雑なので、理解するのにかなりの時間を要するのと説明できる人が必要。それを乗り越えればつまらない過程も、実はどれだけそれに耐えられるか！という、根性比べでもあったりします。まぁ、ラブビーに比べてインスタントな熱狂やわくわくする瞬間には掛けますが、その過程を観てきたからこそ、最後盛り上がるんです！今度一緒に試合観にいきましょう！クリケットの秘密教えます。

試合が長いクリケット、選手ももちろん疲れてきます。しかも天気がいい時じゃないとプレーはできません。雨天決行はよくある話。太陽照り照りの中プレーするには水分の補給が大切です。この写真はドリンクタイム。3分ほどで終了。



とりあえずWestIndiesが打ち終わったのでBlackCapsは一度スタントに戻ってバッティングの用意に帰ります。OneDayは1回表裏のみ。といっても1回表は4時間かかります。ながーいんです。



今回は綺麗なスタジアムでの試合だったので、このように食べ物屋さんは十分にあります。CakeTin（正称：WestPackStadiam　CakeTinが建てられる時に、市の基金不足でWestPack銀行が半分以上スポンサーとして募金したそうです。よ！太っ腹！スタジアムの名前が銀行の名前だなんていい広告です)



試合が休憩中の時のみならず、試合が長いので試合中に買いに出かける人も沢山います。ビールやワイン、バーガーやチップス（日本で言うフライドポテト）やホットドックなどなど。BlackCapsのTシャツや帽子なども販売しています。



フィッシュ＆チップス（Fish&Chips)は多分英国からきたんだと思うんですが、NZやAussieでの庶民の食べ物。シンプルに白魚のフライとフライドポテトです。揚げ物ばっかり（笑）。初めの頃はあんまり好きじゃなかったのですが、ここ最近食べるようになりました。



（１０ドル札を持ったまま・・・）フィッシュ＆チップスはCakeTin名物です。これで７ドル。（日本円で約３５０円、今の為替レートは悪いですからね。）夏でも野外に一日中いるのは日焼けしてしまうので、帽子と長袖は必需品です。

NZは皮膚癌になる人が多いので、皮膚癌団体のボランティアが日焼け止めを配って歩きます。配るといっても、シャンプーみたいな容器に入った巨大日焼け止めを持ち歩きながら手の上にプッシュしてくれます。こんな適当なところもキウイ。容器はまた使えるし、ゴミも出ないしとってもエコロジー。



NZに住んでいるWestIndiesのファンだと思います。とってもフレンドリー。



試合が終わった後はみんなで握手。



WestIndiesのファンまだ熱が冷めず騒いでいます。（笑）



試合が終わった後はいつもこんな感じです。ビールやらなんやらゴミの山。

スタジアムや、他の球場でも同じことなのですが、ビールはプラスチックのボトルに入っています。ビンだと争いなど起こったときに危険だからです。入場する時には鞄チェックも行われます。ガラス瓶と酒類持込禁止、その上酒類をスタジアムからもって出ることも禁止されています。





なんでかわからないけどWestIndiesのファンがBlackCapsのファンと写真を取ろう！っていう勢いで、パシャリ。

そしてこれがBlackCapsNo.3バッツマン、ロス・テイラー！彼は打つだけの選手なのですが、バンティング力抜群、フィールディングもうまい選手です。No.3といっても３番目に出てくるバッツマンで、３番目と４番目に出てくるバッツマンはチームの中でも１番打てる選手を持ってきます。

試合が終わって結構たった後、のこのこやってきて家族や友達に会いに来ていました。



抱えているベイビーはたぶん姪ごさんかな。試合中も起こったりたんか切ったりしない冷静を保つ感じな選手です。クリケットはラグビーと違って短気な人はプレーも観戦もできないので、ラブビーと比べて比較的冷静な性格な人が多いです。ロス・テイラーはセンチュリーや活躍してもそのまま冷静さを保つタイプな選手。やさしそう。