花火大会 ガイフォークス

特にこの１ヶ月は毎日仕事仕事で遅くなってばかり。ポポも仕事でとっても忙しいことも重なって、毎晩一番最後にビルを出るのは私です。

この風景はお向かいさんのビル。掃除の人が入っているのか、フロア中電気がついています。その下には、ほぼ毎朝通うAllDayBreakfast。Vを買いに行く行きつけの場所です。



Dixonストリート。



コートニープレイスの入り口（？）側。飲み屋やレストラン街。



おなじみバンジー。そういえば今日の昼間誰かが飛んでいました。



タラナキストリート。角に見えるのはアイリッシュパブです。



ウェリントンのメジャーな通りをすべて見渡せる窓は、会社のミーティング室から。（笑）　昨日も居残り残業というか、とにかくちょっとでも仕事を終わらせたい私。同僚のサラニーは、「過労死」の記事をメールで送ってきました。彼女はちょいちょい夜中、レストランやバーのあとビルに立ち寄るんです。

「今度新しく杖を買うんだ。夜中に仕事場戻ってきて倒れている人をつつくために。だってほら～、死んでる人を触りたくないでしょう？」

って私が過労死になっちゃうんだという過程なんだそうです。（笑）

夜はヨーロッパ支社が次々とオープンします。ヨーロッパ社員とのスカイプコールのために、時々夜まで残っているジェイコブ、「サラニーの記事みた？」「（笑）うん。」「サマーも帰りなよ。”シャっダウン”して！（笑）」わかってるけどうちの会社、コンビニみたいに２４・7なのでやってもやってもやっても、底が見えない底なし沼です。



これがなんの写真かわかります？お隣のビルからちらりと見えるのは花火。昨日の夜９時からウェリントンハーバーで花火が上がっていました。



び、微妙・・・。花火があることはわかっていたのですが、外は寒いし正直そんなにたいしたことがないので今年は行きませんでした。海まではすぐなんですけどね。



新聞社によると、昨日は１５万人の人が花火を観にに行ったそうです。海の上であるので、なかなか趣があるんですよ。去年観た時は、「来年は、ベイの反対側から見たいなぁ」って話していたのに、二人とも仕事でだめでした。

ポポは私を迎えにポリルア郊外から車を走らせていたのですが、みんなわき見運転！あぶなーい。でも私もわき見しそうです。１００キロ道路がみんな６０キロで走っていたそうです。午後９時から１９分間。どーん、どーんと大きな音を立てて花火が上がっていました。　これは誰かのFlicker写真。海の上で行われるので船の上に花火があります。



ちなみにNZでは、一年のうちで１週間のみだけ花火をすることを許されています。いつでもやってはいけないんです。　１１月５日はガイホークス (Guy Fawks Night) という日で、花火の日。お店でも花火はこの時期しか売っていません。

これにはちょっとした歴史があって、３００年ほど前にイギリス国会議事堂が花火だったか爆薬で攻撃されていることと、毎年花火のせいで火事になったり、子供が怪我をするらしいからなんです。

NZはイギリス元植民地。文化や習慣は、まだまだしっかり残っています。Wikiを読んで知ったことなんですが、NZだけではなくオーストラリアやカラビアン、南アフリカも同じことらしいですよ。NZ政府は過去に禁止をこころみたらしいですが、国民が年に一度の花火を楽しみにしているのに、それをうばうことはないじゃないか、と反対されて現在でもまだ花火を観ることはできます。



ワイカトという街が南島にあるのですが、そこの花火が誰かに盗まれたそうで、花火が急遽中止されたそうです。警察が捜しているらしいのですが、見つからないとか・・・。



そんな文化で育ったキウイの中では、花火の日が嫌いだという人もいるくらい。日本じゃ考えられないだろうなぁ。そういえば日本で最後に花火を観たのはいつだろう・・？　もしかして日本を離れて観てないかも？？　１３年間かぁ、長いなぁ。



金曜日ですね、今週もお仕事お疲れ様でした。私とポポはまた今週末Grabaseatでオークランド行きです。みなさんよい週末を！