2009年12月2日水曜日

Tui(トゥイ)の訪問



最近だんだんと暖かくなって来たせいなのか、Tuiがうちの窓先に遊びに来てくれます。



Tuiは私とポポのお気に入りなNZ固有鳥。歌がとってもお上手な小鳥です。



このTuiはちょっと分かりにくい大きさですが、喉に白いポンポンがあるのが特徴。優しい鳥なんです。もちろんNZにしか生存しない鳥で、国民から愛されています。ビールの名前にもなっているくらい。(笑)そしてビールのTuiも私たちは好きです。



窓先(庭?)にはちょっと大きめな植物が生えていて、どうやらTuiはその蜜を舐めているみたいです。毎日訪れてくれます。

せっせと蜜を探すTui。かわいいなあ。こうやって窓からTuiを眺められるのもNZさながらだと思います。



NZはとっても固有鳥が多い国なんです。数百年前まで人間の誰一人と気づかなかった島なので、NZだけでユニークに発達した鳥や植物が平和に何千年と過ごしてきました。ペスト(危害をおこす動物)もいなかったので、鳥は「飛ばなくてもいいや。」と思って羽をだんだん退化させて行ったそうです。

現在NZで飛べない鳥は数種類。国鳥のキウイがその代表です。一応小さな羽のような物はあるのですが、見かけではわかりません。手なし鳥です。その代わり足がとっても頑丈で強く、夜行性。鼻も犬と同じくらいいいんですよ。面白いですよね。私もキウイ大好きです!

そんななか、太平洋人がNZを発見し、クック船長がNZを発見し、だんだんと人間の手で変えられて行ったNZ。豚などの家畜と一緒にネズミや犬が入って来て沢山のキウイが消えて行きました。絶滅したモアも同じく飛べない鳥。ダチョウのような格好をしているんですが、それまで平和だったので、フレンドリーに人間にみずから近寄って行ったそうです。もちろんしめしめと思ったマオリ族は、「エイ!」と槍でさして晩ご飯のおかずに。。。

ああ、あと5キロほどある体重の飛べない鳥もいます。オウム化でカカポ(日本語ではフクロオウムというそうです。)多分カカポはマオリ語かな。カカポの方が通じますよ。

とまあ、ミニNZの鳥の歴史です。NZはまだまだ沢山未知で珍しい植物や動物、鳥たちが住んでいます。面白いでしょう?



最後にキティとポポの写真。よくキティはタンスの角っこにある小さなスペースを見つけて「ちょこん」と座ります。ポポの気を引きたいそうで。



そのかいがあってか、ポポに首をがしがしかいてもらってごきげんキティ。(笑)


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4 件のコメント:

  1. すごく綺麗な鳥ですね^^
    こんなに綺麗な鳥なら、NZの人々に愛されているのも納得です。
    背景の緑も美しく、まるで絵本を見ているようです。

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  2. こんにちわ。

    カカポって...もしかしてこれでしょうか?

    http://www.youtube.com/watch?v=9T1vfsHYiKY

    大笑いしたんですけど!

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  3. yuko さん
    NZはとっても美しい国です。機会があったら遊びに来てくださいね〜!もっと美しいところを見せる機会があったらまたブログにアップします。
    キウイ(NZ人)も自然を愛する人が多いですよ。

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  4. myoume さん
    カカポは絶滅寸前のとっても貴重な固有鳥なんですよ〜。大好きな鳥の一種です。

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