2010年6月27日日曜日

Fall into the Base in Wanaka



So! Here we go, this was how our plan had turned into the custard. 先週末ブログでもお話しましたが、日曜の午後の便でワナカからクライストチャーチへ、そしてクライストチャーチからウェリントンと帰ってくるはずだったのですが、そのワナカ便がキャンセルに!

ワナカ便に乗ってクライストチャーチへ行くはずだったお客さんたちは大パニック。私たちはとりあえずどうしたらいいのか分からなかったのでカウンターの列に付きますが、アナウンスで「自分たちでAirNZに電話してチケットの取り直しした方が早い」といわれたので自分たちでAirNZに電話することに。

電話はなかなかつながらなくて、やっとつながっても話したオペレーターは役立たず。「天気が悪いからチケットをコンファームすることができない。」What?「Googleで天気予報をチェックしよう」なんてのんきなこと言い出して。一度電話を切ってワナカ空港のAirNZに話をすると又電話をかけてくれて、その頃には私たち一番最後の客に。



他のお客さんは誰かがCHCHへ向かう人がいたのでそのバンに相乗りしていったり、ダニーデンへ向かったり、あとは分からないけどみんなバラバラに散っていきました。

待合室で私たちの隣に座っていた若いお兄ちゃん。このパニックの間ポポはAirNZとの電話だし、私は暇だったので話しかけてみることに。彼はワナカでスキーインストラクターをしているイギリス人で、日本からの友達をピックアップする予定だったとか。でも彼女を乗せた飛行機はCHCHへ戻ってしまったので、とりあえず飛行機がCHCHについた頃電話するのに待っていたそうです。

私は暇だったのでずっとしゃべっていたのですが、面白い経歴の持ち主でした。この13年間夏を体験していないそうです。南半球が夏になる頃カナダに行ってスキーインストラクターの仕事。北半球が夏になるころまた南半球に戻ってきてスキーインストラクター。このくりかえしで世界中を回って13年。夏には久しくあっていないそうな。

13年も夏に会っていなかったら、もし夏に行くことがあったら一体身体はどんなリアクションを受けるんだろう? 暑さに絶え切れなくて病気になりそう。



しかも彼がワナカで住んでいる家は、カナダ人、お金持ち老夫婦のバケーションハウスで、この冬が終わったらまたカナダへ行って、彼らの本当の家でまたハウスシッターをする予定になっているそうです。この繰り返しが数年つづいているそうなんですが、今までそのカナダ人老夫婦にあったことないそうです。これまた不思議な人間関係。カナダ人老夫婦はこの何年も夏だけしか体験していなくて毎日がホリデー。一体どんな仕事をしていたんだろう・・・?



ワナカのAirNZおばちゃんもものすごくいい人で、「私の仕事が終わってからでよかったら街まで送っていくわよ!」って言ってくれて、チケットも手配してくれて次の日の朝のバスまで予約してくれました。

私たちはもう「今日はウェリントンに帰れない」と飛行機が降り立たなかった時点で感じていたので急ぐことは全くなし。「いつでもいいです〜。」とまったり待ってました。旅行でこれだけStuckしたのは初めてでしたが心配やイライラより、「これも旅行の楽しさの一部」と思って面白かったのが正直な気持ち。

そうでなかったらこのイギリス人インストラクターや親切なAirNZのおばさんにも仲良くなれることもなかったし、二人で$800ものチケット代はAirNZが出してくれたのでバンバンザイです! ありがとうAirNZ!



イギリス人インストラクターの日本人友達の人は、日本からファーストクラス(すご〜い!)でやってきたので荷物が一杯。オークランドで5時間待ち、そしてクライストチャーチで3時間待ち、その上ワナカを目の前にしてに降り立つことができなくてかなりのご立腹だったそうです。AirNZがダニーデンまで飛ばしてくれてそこからバスに乗せてやっとワナカ到着らしいので、夜遅くか早朝にはワナカにつくそうです。お疲れ様・・・。

AirNZのおばさんが街まで送ってくれるって言ってくれていたのですが、このイギリス人スキーインストラクターのお兄ちゃんも街にこれから帰るっていっているので彼に送っていただきました。ありがとう!

とりあえず次の日は朝7時にバス停までに行かなくちゃいけなかったので、ワナカの街中にあるバックパッカーに泊まることに。何件かのチョイスの中からBaseを選びました。



イギリス人お兄ちゃん曰く、「Baseはワナカで一番新しいバッカーだよ」っていうことと、今までロトルアなどでBaseに泊まったことがあって清潔でDoggyっぽくない印象があったのでここに決めました。いろんなバッカーがあるけど、あまりにも安くて汚いところはちょっと不安全。 バッカーで清潔さはキーポイントです。

名前は分からないけど、Baseまで送ってくれたイギリス人スキーインストラクターのお兄ちゃんありがとう!お世話になりました。 

ダブルルームに泊まったのですがまるでホテルのように綺麗でした。思ったよりランクが良かったのでびっくり。バスルームまで付いていて綺麗に掃除はされているし、ベッドは柔らかすぎずちょうどよく枕が大きくふわふわで気持ちが良かったです。普通バッカーって薄っぺらい枕なのに、ここの枕は分厚い枕が4つも! ゴージャスだわ。



オフシーズンだったから部屋は簡単に空いていたけど、これが夏のオンシーズンだったら宿がなくて大変な目に遭っていたかも?

そしてびっくりしたのはこのリフト。



ドアに「入場無料!」って書いてあって中に入るとエレベーター中に描かれたバー!(笑)こんな素晴らしいリフトを見たのは初めて。もう笑うしかなかったです。 こんなところはものすごくキウイらしい! 



バッカーは安い分、若い子が泊まることが多いんです。世界中からの旅行者もいますが、地元の大学生に高校生と若者で一杯。 若いと飲むことも多いので、こんなリフトはそんな彼らにぴったり。



360度パブビールの絵が施されています。(笑) ワナカべースにはパブもあって、ライブ会場にもなったりしているので、若い子に人気があるそうです。

BASEはお隣オジーとNZ中にあるバックパッカーで、どこへ行ってもBaseレベルのバッカーに泊まれる信頼感があります。 そんな面ではオジーへいってもNZどこへいってもBASEがあるのは便利。 女性一人で旅行している人用の「女性だけの部屋」や「女性だけのバスルーム」(Sanctuary (girls only))なんかもあるんですよ。女性が安心して泊まれる宿っていいですよね。



ワナカBASEでチェックインする時に面白かったのが、名前は住所を記入している時。

BaseStaff:「あなた、NZに住んでいるの?」
Me:「え?そうだけど?」な、なんだこのBaseスタッフ・・・。
BaseStaff:「ワナカに来たことあるの?」
Me:「いや、今回が初めてだけど・・・?」な、なんなんだー!
BaseStaff:「あ〜じゃぁ違うわね。あなたの名前、私の昔のフラットメイトと同じ名前だったから彼女かと思ったのよ〜。」

なんじゃそりゃ〜。(笑)一緒に住んでいたんだったら顔くらい覚えてるでしょう?(苦笑)

Me:「本当?私の名前そんなにおんなじ人みたことないんだけど。」
BaseStaff:「あ、そうね、よく似てるけど最後の部分がちょっと違うわね。でも名前を書いているところを見て、国籍のところを”日本人”って書き始めて、次は何がくるの〜!?ってバクバクしてたんだって〜。」

いやいや、次は免許証の番号だからフラットメイトでもそこまで知っていたら驚くよ・・・。私も自分の免許証番号なんて覚えてないし・・・。



BaseStaff:「彼女に沢山日本語のスラングを教えてもらってね。」
Me:「(笑)それ合ってる日本語じゃなかったんでしょう?」ピンと来ました。
BaseStaff:「そうなの、日本語で”みんなさんのことが好きです〜!いらっしゃいませ〜!”ってなんて言うの?って教えてもらったのに、実は私が口からした日本語は「おっぱいが大好きです〜!」だったみたいで日本人客に引かれたよ。 あと”こんにちわー”っていう言葉を「たまご〜!」って教えられたの。ほんと参ったわ。」

(笑)こんな話時々耳にします。みなさんもお気をつけて。



Base Backpackers Wanaka
73 Brownston Street Wanaka
Freecall 0800 BASE NZ (0800 2273 69)
Phone: +64 3 443 4291
http://www.stayatbase.com/base-backpackers-wanaka-hostel/



ワナカ空港のAirNZのおばちゃんからいただいたソープセット。コレがとっても嬉しくて♪ 実は洗顔は持ってきていたのですが、石鹸を持ってくることを忘れた私たちにはとても嬉しい贈り物となりました。


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