2010年6月6日日曜日
the story behind the water at MooreWilson's
昨日、散歩帰りにMooreWilson'sで夕食の材料を買いに行きました。MooreWilsonはウェリントン1オシャレで新鮮美食がならぶスーパー。お魚を買う時はいつもここで調達しています。
そんなモアウイルソンの外にあるこの機械。何だと思いますか?
正解はお水飲み場。
ただのお水飲み場ではなくて、歴史ある貴重なお水なんです。
なんとここから湧き出ているお水は1926年のお水で、地下497フィートも掘って湧き出ているお水なんです。
今ではモアウイルソンスーパーが立ち並びますが、以前は地元のソフトドリンクメーカー、「トンプソン・ルイース株式会社」が建っていたそうです。1926年、会社のディレクター、A.M.ルイース氏は、「絶対水がこの地面の下にあるんだ!」何を根拠にそう思っていたのかは分かりませんが、頑固に信じていたそうです。
ルイース氏はマナワツにある(私の第二の故郷・パーミーの辺りです)水を察知する会社に調査の依頼をお願いしました。ビル・ブローグデンさんとその部下たちは、「L」字のような棒を持って歩いて調べた結果、「確かに水が地下にあるようだ。でもどのくらいの深さにあるのかわ詳しくは分からない」のこと。
今度はリチャードソン・ドリル会社を雇い、地面をドリルでドドドー!っと掘ってもらいました。でも普段なら水が出てきてもおかしくないくらいの深さまで掘ったのに、水は出てきませんでした。それでもルイース氏はお願いして「もっと掘ってくれ!」といってリチャードソン・ドリル会社に堀り続けさせたそうです。
すると497フィートまで掘った後、500ギャラン/hでお水が噴き出し始めたそうです!やった〜! そのお水はいろんな試験の結果、とっても純粋度が高く、無色、無臭の最高級なお水だと言うことが判明!それから53年間、そのお水は「トンプソン・ルイース・クリスタル・スプリング・ドリンク会社」のお水原料となったそうです。
研究者たちは、お水の水源がワイララパ地方からで、ウェリントンハーバーの下をくぐってここまでやってきているらしいのこと。水が吹き出した水源口とパイ プは、今でもモワウイルソンのビルの中にあるそうで、水も53年前とかわらずの最高級レベルの水が飲めるそうです。
私も飲んでみたのですが、味がないというか何も感じないところがいいんだと思います。(本当はよく分からない・笑)でももちろんタブ水のようなカルキン臭い味も匂いもありませんでした。(あたりまえですが)
でも1926年の水を2010年の今、私たちが飲めるだなんてすごい歴史あるお水なんだなぁ、と思うと実際味はなんだか分かりませんでした。でも貴重なお水、大切に使いたいですね。
お水をおうちにもって帰りたい方は、1回2リットルまでもって帰ることができます。その時はボランティアで、ゴールドコイン募金(1ドルか2ドル玉)をすぐ隣に設置されている募金箱へ入れて下さいね。募金で収集されたお金はMooreWilson'sではなくて、地元の無料救急車団体へ寄付されます。次回モア・ウイルソンまで買い物に来たら是非飲んでみてくださいね。
私も今度金貨を握りしめてペットボトル持っていこうかな。
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Wellington観て歩き
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